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愛犬へのメッセージが伝わりやすい!「ハンドシグナル」を覚えよう

犬にハンドシグナルを覚えさせるコツ

犬は動くものに敏感に反応します。そのため、手や指の動きで指示を出すと、何を伝えられているか、より理解できるようになります。サインはどんなものでもOK。ここでは飼い主さんも犬も覚えやすい、シンプルなハンドシグナルを紹介します。まだ、覚えさせていない人や、覚えさせている途中の人は参考にしてみてください。
獣医師の増田宏司先生にお話を伺いました。

手の動きは「いつも同じ」を心がける

ひとつの指示に、ひとつのハンドシグナルがマスト。コロコロ替えると犬も混乱するので、すでにハンドシグナルを覚えているようだったら、そのまま使い続けましょう。また、言葉づかいといっしょで、ハンドシグナルも家族内で統一を。

かけ声とハンドシグナルのタイミングに注意

ハンドシグナルと声をかけるタイミングがずれ過ぎないように気をつけましょう。まだ、覚えさせている段階なら、ごほうびを与えるタイミングも重要。たとえば、オスワリなら、オスワリができた瞬間にごほうびを与えましょう。

愛犬に伝わりやすいハンドシグナル10選

ハンドシグナルと声をかけるタイミングがずれ過ぎないように気をつけましょう。まだ、覚えさせている段階なら、ごほうびを与えるタイミングも重要。たとえば、オスワリなら、オスワリができた瞬間にごほうびを与えましょう。

【オスワリ】

イラスト/福田玲子
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座ってほしいときは、人さし指を立てて、自分の顔の前に持ってきます。このとき動かさずしっかり止めるようにしましょう。

【フセ】

イラスト/福田玲子
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フセをさせたいときは、手のひらを地面に向けて、ゆっくり下ろしましょう。伝わりが悪いときは、かがんでも◎。

【マテ】

イラスト/福田玲子
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動かずに、ちょっと待ってほしいときは、手を伸ばして、パーの形で手のひらを愛犬の顔の前に見せて。

【オイデ】

イラスト/福田玲子
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こっちに来てほしいときは、腕を動かして、手を奥から手前に引きます。

【見て】

イラスト/福田玲子
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見つめ合いたいとき、アイコンタクトのハンドシグナルは、手をグーの形にして、あごの下に持ってきます。

【ゴロン】

イラスト/福田玲子
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愛犬に横になってほしいときは、人さし指を立てて、グルッと円を描きましょう。少し訓練が必要です。

【静かに】

イラスト/福田玲子
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興奮している愛犬を落ち着かせたいときは、手のひらを愛犬の前に持ってきて、愛犬の動きを制御します。

【オリテ】

イラスト/福田玲子
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下りてほしいときは人さし指を上から下に。「ハウス」と同じように、視線で指を追わせるイメージ。

【ノッテ】

イラスト/福田玲子
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車に積んであるクレートにのってほしいときなどは、人さし指を下から上に。オリテと逆の動きです。
※車高が高い場合は飼い主さんがサポートしましょう。

愛情を伝えるなら愛犬が気持ちいい箇所をなでよう!

イラスト/福田玲子
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耳のつけ根、胸や背中など、犬が気持ちいいと思える箇所をやさしく触れます。徐々に敏感な鼻まわりも触れるようになると信頼関係がUP!
愛犬が理解しやすいハンドシグナルをしつけに取り入れれば、気持ちが伝わりやすく、関係性ももっとよくなるはず。ぜひ試してみてください。

参考/「いぬのきもち」2021年11月号『愛犬に伝わる“コミュ力”/ハンドシグナル早見表』(監修:獣医師・獣医学博士・東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
イラスト/福田玲子
文/sato
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