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犬のウンチから感染する恐れのある「人獣共通感染症」とは? 感染の原因と対策を解説
犬のウンチから感染する恐れのある「人獣共通感染症」とは?
犬のウンチに含まれる寄生虫の卵を口に入れてしまうと、犬は(特に子犬)食欲不振、下痢、嘔吐などを起こします。人ではまれに寄生虫の幼虫が肝臓や脳、目などに移行して、障害を起こすことがあります。
犬と人が寄生虫(犬回虫)に感染しやすい条件もある?
- ほかの犬のウンチの食糞
- 汚染された環境での飼育
- さまざまな犬との接触
- 生肉の摂取
- 定期駆虫を行わないこと
- 犬のトイレ掃除をこまめにしていないこと
- 犬のトイレ掃除を素手で行うこと
- 犬の排泄物を扱った後に手を洗わないこと
人が寄生虫(犬回虫)に感染しないようにするためには?
そのほかの対策としては、病気に感染した動物や、病気の動物が排泄したウンチには直接触れないようにしましょう。ウンチを処分する場合は飛び散らないように注意して、換気を十分に行い、処分後は十分に手を洗ってください。できれば、定期的にトイレを熱湯消毒するとより安心です。
また、人獣共通感染症を予防するためにも、普段から愛犬の身の回りは清潔にし、犬に触れた後は必ず手を洗うようにしましょう。
散歩で愛犬がウンチをしたら、飼い主さんが必ず拾うように徹底しよう
散歩中にした愛犬のウンチを拾うことは、飼い主の責務です。愛犬のウンチを放置することは街を汚し、感染症リスクを高める可能性があることを認識して、周囲にも迷惑をかけない飼い主の対応を心がけましょう。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/柴田おまめ
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