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犬がもし散歩中に交通事故に遭ったら、飼い主はどうすればいい? 獣医師が解説

愛犬が散歩中に交通事故に遭ってしまったとき、飼い主さんはどのような対応をすればよいのでしょうか? 今回、いぬのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生が解説します。

犬が散歩中に交通事故に遭う原因で多いのは?

走る犬
getty
——犬の散歩中に起こる交通事故は、実際にどのようなことが原因となり起こることが多いのでしょうか?
原先生:
「不慮の事故というものもありますが、犬の散歩中の交通事故の原因としてよくある例としては…

  • 首輪やハーネスがすぽっと抜けて、犬が道路などに飛び出してしまった
  • 飼い主さんがリードを長く持ちすぎたことによって、犬が曲がり角で車や自転車などにぶつかってしまった
などが多いでしょう」

愛犬が交通事故に遭ってしまったときの飼い主さんの対応は?

飼い主と犬
getty
——愛犬が散歩中に交通事故に遭った場合、飼い主さんはどのような対応をするべきでしょうか?
原先生:
「もし愛犬が事故に遭ってしまったときは、まずは飼い主さん自身の安全をしっかりと確保してから愛犬を保護するようにしましょう。また、愛犬の見た目はケガがないように見えても、すぐに動物病院に連れていくようにしてください」
——事故に遭った愛犬を保護する際、何か注意したほうがよいことはありますか?
原先生:
「事故にあった犬は、パニック状態になっていることがほとんどです。保護するときに触ろうとすると、犬は自分を守ろうとして噛みついてしまうことがあります。タオルなどの布を使って包むように抱っこしてあげるようにしてください。

また、動物病院に向かうときは、事前に病院に『事故の状況』『犬の意識状態』『目に見えるケガや出血の様子』などを電話で伝えておくとよいでしょう」
見上げる犬
getty
もし愛犬が交通事故に遭ってしまったら、飼い主さんもパニックになってしまうことだと思います。上記で解説したような対応を、飼い主さんはできる限り落ち着いておこないましょう。

犬の交通事故は、飼い主さんが注意していても起こる不慮の事故もありますが、愛犬から首輪やハーネスが抜けてしまうことや、飼い主さんがリードを長く持ちすぎることによるものも多いようです。

愛犬の散歩の仕方が事故につながるものになっていないか、飼い主さんはふだんから十分に注意するようにしましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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