犬と暮らす
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犬がもし散歩中に交通事故に遭ったら、飼い主はどうすればいい? 獣医師が解説
犬が散歩中に交通事故に遭う原因で多いのは?
「不慮の事故というものもありますが、犬の散歩中の交通事故の原因としてよくある例としては…
- 首輪やハーネスがすぽっと抜けて、犬が道路などに飛び出してしまった
- 飼い主さんがリードを長く持ちすぎたことによって、犬が曲がり角で車や自転車などにぶつかってしまった
愛犬が交通事故に遭ってしまったときの飼い主さんの対応は?
「もし愛犬が事故に遭ってしまったときは、まずは飼い主さん自身の安全をしっかりと確保してから愛犬を保護するようにしましょう。また、愛犬の見た目はケガがないように見えても、すぐに動物病院に連れていくようにしてください」
「事故にあった犬は、パニック状態になっていることがほとんどです。保護するときに触ろうとすると、犬は自分を守ろうとして噛みついてしまうことがあります。タオルなどの布を使って包むように抱っこしてあげるようにしてください。
また、動物病院に向かうときは、事前に病院に『事故の状況』『犬の意識状態』『目に見えるケガや出血の様子』などを電話で伝えておくとよいでしょう」
犬の交通事故は、飼い主さんが注意していても起こる不慮の事故もありますが、愛犬から首輪やハーネスが抜けてしまうことや、飼い主さんがリードを長く持ちすぎることによるものも多いようです。
愛犬の散歩の仕方が事故につながるものになっていないか、飼い主さんはふだんから十分に注意するようにしましょう。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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