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見つめ合うだけで愛犬がイイコになる!? 「アイコンタクト」ってこんなにスゴイ!

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愛犬と飼い主さんが目と目を合わせる「アイコンタクト」は、困った行動の予防や改善に役立つだけでなく、愛犬と飼い主さんとの信頼関係づくりにも効果的。
ここでは、犬を迎えたら最初に教えたい「アイコンタクト」について、しつけインストラクターの西川文二先生に教えていただきました。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

アイコンタクトの必要性とメリット

しつけがしやすくなる

愛犬を飼い主さんに注目させることで「次の指示が通りやすくなる=しつけがしやすくなる」効果があります。アイコンタクトが上達すれば、興奮しやすい状況でもしつけの成功率が上がります。

困った行動を減らせる

たとえば、愛犬がイタズラしそうなときは名前を呼んでアイコンタクトをし、オイデと呼べば防げます。また、犬からの自発的なアイコンタクトを増やせば、余計なものが目に入らなくなるため、困った行動自体を減らせます。

愛情ホルモンが出て、絆が強まる

ある実験で、犬と人が好んで見つめ合うことで、双方にオキシトシンの分泌が促進されることが判明。オキシトシンは赤ちゃんの授乳時に母親から出るホルモンで、愛情や友情、信頼などの感情に関与。幸福感が増すといわれます。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

アイコンタクトの練習スタート!1日分のフードを手から1粒ずつ与えよう

アイコンタクトはごほうび(フード)を使って教えます。
いきなり目と目を合わせるのは難しいため、フードを持つ手に注目させることから始めましょう。フードばかり見ていたとしても、しだいにフードをくれる飼い主さんのことが好きで目と目を合わせるようになるので大丈夫。
ですから、第一段階として手からフードを与える練習が必要になります。この練習が食事を兼ねることになりますが、今後フードボウルでの食事を食べなくなる心配はありません。

1.フードを1粒持って握り込む

フードをつまんで持つと、フードの有無がわかるため、フードがないとやらない犬に。フードは見えないよう握り込んで。人さし指のあたりに間をあけるとニオイが出て、気をひきやすくなります。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

2.ほめながらフードを与える

手のひらを上にしてニオイをかがせ、気をひいたら、「イイコ」とほめ言葉をかけてフードを与えて。1粒ずつ繰り返し、しつけ用に用意したフードが終われば練習終了。時間をおいてまた練習します。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

・握った手を出すと愛犬が自分から鼻をつけるようになった
・1粒ずつ落ち着いて食べられるようになった
これができたら、次のステップへ!

ステップアップ1 “鼻ピタアイコンタクト”をやってみよう

手からフードを与える練習で手に注目するようになったら、次は手で誘導して飼い主さんの顔に注目させる「鼻ピタアイコンタクト」に進みます。手の動きを追えば自然と飼い主さんと目が合う仕組みで、失敗しにくいのが○。ここはしっかり練習しましょう!

1.フードを握り込み、愛犬の鼻にピタッ!

フードを握り込んだ手のひらを上にして、愛犬の鼻先にピタッとくっつけ、ニオイをかがせて気をひきます。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

2.手をあごの下に移動

フードを握ったままの手をあごの下に移動。手の動きを追って上を向いた愛犬と、自然と目が合うはずです。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

3.目が合ったらほめてフードを与える

すぐに「イイコ」とほめて、握っていたフードを与えて。1回分のフード(1日分のフードを5~6回に分けた1回分)が終わるまで、1~3を繰り返し練習。

・愛犬が、飼い主さんの手の動きを目で追うようになった
・アイコンタクトができるようになった
これができたら、次のステップへ!

ステップアップ2 “フード&鼻ピタなし”でもできるようになろう

愛犬が離れた場所にいたら、「鼻ピタ」はできません。名前を呼ぶだけでアイコンタクトができる、また、フードを持っていない状況でもアイコンタクトができるように練習しましょう。完成形にかなり近くなります。

1.鼻ピタをせずにアイコンタクト

ステップアップ1で手に注目するようになっているので、フードを握った手を離れた位置で見せ(鼻ピタはしない)、あごの下にもっていくと目が合います。ほめてフードを与えて。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

2.フードを持たずにアイコンタクト

1ができるようになったら、今度はフードを持たず、最初に名前を呼び、手はあごの下に置いてアイコンタクト。目が合ったらほめ、ポーチからフードを出して与えます。

撮影/佐藤正之
撮影/佐藤正之

アイコンタクトはオスワリやフセなどのしつけのときだけでなく、使える場面がたくさんあります。愛犬が余計なものを見ないよう目線の管理をすると、困った行動を防げます。

犬は楽しいことをしてくれる人が好きで見るようになるため、積極的にいっしょに遊んで。また、苦手なものがあると落ち着かず、キョロキョロしがち。その対象を見せながらフードを与えて慣れさせると、アイコンタクトの精度がアップしますよ!

お話を伺った先生/しつけスクール「Can ! Do ! Pet Dog School」代表 西川文二先生
参考/「いぬのきもち」2021年4月号『はじめてしつけ コンプリートドリル vol.2 アイコンタクト』
撮影/佐藤正之
文/いぬのきもち編集室

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