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愛犬は「いばりん坊」? 対応方法やストレスケアをご紹介

犬にもさまざまな性格があり、ストレスを感じやすい場面は異なります。

今回は「いばりん坊」な犬の特徴やストレスケアについて、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクターの戸田美由紀先生にお話を伺いました。

「うちのコ、いばりん坊かも……」と思う飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
柴のラガーちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

”いばりん坊”な犬の特徴とは?

「いばりん坊」タイプの犬は自立心が強く、嫌なことは嫌だとしっかり意思表示して曲げません。以下のような特徴があるでしょう。
  • 散歩中は自分の行きたい方向に進みがち

  • オモチャやフードボウルを守ろうとする

  • 座っている場所を動かされると唸る

  • 抱っこされるとバタバタする
また、家の中では強気で、知らない人や犬には臆病になり自分を出せない「内弁慶」な性格の犬も多いです。間違った対応をすると飼い主さんとも衝突し、攻撃的な一面を見せることもあります。

”いばりん坊”タイプの犬がストレスを感じるときとは

犬
Chiemi Kumitani/gettyimages
「いばりん坊」タイプの犬がストレスを感じやすい状況は、次の3つです。できるだけ避けたい状況ですが、このようなときは愛犬からの要求にひるむことなく、毅然とした態度で接して信頼関係を築きましょう。

ペースを乱されたとき

いばりん坊タイプの犬は芯が強く、飼い主さんのペースに合わせるのが苦手です。休んだり食べたり、自分が「今やりたい」と思っていることができないと強いストレスを感じます。

ジッとしないといけないとき

束縛されることが嫌いな犬が多いため、お手入れなどでジッとしていないといけないときにもストレスを感じやすいでしょう。主張が強くなりすぎて本気噛みにエスカレートすることもあるので要注意。

自分の大事なものを取られたとき

ベッドやオモチャなど、自分が大事にしているものを飼い主さんに取り上げられると、ストレスを感じやすいでしょう。

実践!”いばりん坊”タイプのストレスケア

犬
Iuliia Zavalishina/gettyimages
最後に、「いばりん坊タイプ」にストレスを感じさせない3つのポイントをご紹介します。

愛犬が怒らなくてすむ部屋づくり

たとえばフードのある場所やソファなど、愛犬の主張が強くなる場所に仕切りを置いて行動制限をするとよいでしょう。

自分がいる場所を飼い主さんの都合で動かされたり指示されたりすることが嫌いなので、そのような状況をつくらないことが大切です。

お手入れはスピーディに

じっとすることが苦手な犬にとって長時間のお手入れが大きなストレスになります。

おやつを与えながら部分的にブラッシングをするなど、よいイメージをもたせたまま短時間で終わらせるとストレスが軽減されるでしょう。難しいお手入れはプロに頼ることも大切です。

食事の邪魔をしない

犬にとって食事は癒しの時間で、飼い主さんがチラチラ見ているだけでもストレスを感じる場合があります。食事が終わるまで近づかないようにして、愛犬が離れてからボウルを回収するとよいでしょう。
要求に対抗して大声で怒るのは、愛犬にとってストレスになります。性格に合った対応をして、ストレスフリーな生活を目指しましょう。
お話を伺った先生/ 戸田美由紀先生(日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士)
参考/「いぬのきもち」2020年10月号『5つの「性格タイプ」がわかれば愛犬のストレス解消できます!』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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