犬と暮らす
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シニア期になったときのために 「愛犬の老いや別れ」との向き合い方とは
シニア犬を多く診る石田先生が語る「シニア犬への向き合い方」
愛犬の老いから目を背けず、受け入れることが大切
愛犬の死は悲しく、喪失感も大きいもの。それでも、「愛犬の老いを受け止めながら、限られた時間を充実したものにできると、愛犬との別れがただ悲しいもので終わらず、『やれるだけのことをやってあげられた』と納得のできるものになる」のだと語ります。
シニア犬を多く診る石田先生が「飼い主さんに伝えていること」
老いについて少しずつ話す
愛犬の行動や健康状態から老いのサインを受け止め、「愛犬が年をとってきた現実」を受け入れていくことで、自然と愛犬の死への覚悟もできてくるのだといいます。
死期が近いことを伝える
これは、愛犬にしてあげたいことを、飼い主さんに悔いなくやり遂げてほしいから。愛犬と過ごす時間が長くないのだと知ることで、愛犬とどう過ごしたいか、なにをしてあげたいかがはっきりしてくる飼い主さんも多いのだそうです。
愛犬の治療法は自分で決めてもらう
「夫婦で治療に対する意見が食い違うケースもよくありますが、話し合いをすすめます。十分に話し合って治療法を決めると、治療への後悔も少なく、愛犬との別れに納得できる飼い主さんが多いと感じます」と語っていました。
最期まで大切な愛犬としっかり向き合おう
参考/「いぬのきもち」2022年3月号『さまざまな犬との別れを経験してきた獣医師さんだからわかる “さよなら”との向き合い方』
文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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