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チャイムに吠える、散歩中にリードを引っ張る……犬の困りごとにどう対応したらいいの?

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愛犬のしつけについて、雑誌『いぬのきもち』読者モニターから寄せられた疑問のうち、とくに多かったものを厳選し、一問一答形式で、家庭犬しつけインストラクターの戸田美由紀先生からご回答いただきました。今回は、無駄吠えや甘噛みなど、犬の困りごとについての疑問と対策をご紹介します。

Q1.コロナ禍で通販利用が増え、チャイム吠えに困っています。すぐ効く方法を教えてください。

撮影/殿村忠博
撮影/殿村忠博

A.置き配を利用しつつ、吠えを軽減する練習をしましょう。

「まずは吠えをなるべく繰り返させず、最小限にすることを目指しましょう。
宅配便が多いなら、置き配サービスを利用して、チャイムが鳴る回数自体を少なくしていきましょう。同時に、チャイムが鳴って愛犬が吠えたら、オスワリなどの指示を出してクールダウンさせることで、吠えている時間をしだいに短くしていく練習も行いましょう。」(戸田先生)

Q2.愛犬は目に映るものすべてを怖がって吠えます。速攻で効く方法はありますか?

A.残念ながらありません。地道に教えていきましょう。

「目に映るものすべてを怖がって吠えるなら、警戒心が強くて吠えているのでしょう。
何事もそうですが、吠えを速攻でなくす方法は残念ながらないので、地道に慣れさせるしかありません。たとえば散歩中、愛犬が吠えそうなものが近づいてきたら、愛犬が気づく前に対象から離れてごほうびで気をひき、吠えずにいられたら思いっきりほめてあげましょう。」(戸田先生)

Q3.愛犬のあま噛みがどんどんひどくなっています。どうすればいいですか?

A.思いっきり噛めるおもちゃを与えてみて。

「これ以上悪化する前に対策を行いましょう。エネルギーを発散させたり、愛犬がイイコにしているときに、ゴム製おもちゃなど愛犬が思う存分噛んで遊べるような丈夫なおもちゃを与えてみても。万が一噛まれた場合に備えて、飼い主さんの手の甲などに苦みスプレーを塗っておく方法もひとつの手です。」(戸田先生)

洗面所やキッチンなど、愛犬が確実に見ていない場所に行き、手の甲に苦みスプレーをかけておきます。表面がびしょびしょになるぐらいたっぷりかけておくのがコツです
洗面所やキッチンなど、愛犬が確実に見ていない場所に行き、手の甲に苦みスプレーをかけておきます。表面がびしょびしょになるぐらいたっぷりかけておくのがコツです
「飼い主さんの手を噛むと嫌な味がする」と覚えるので、あま噛みしづらくなります
「飼い主さんの手を噛むと嫌な味がする」と覚えるので、あま噛みしづらくなります

※長期間行うと人の手を嫌がるようになる犬もいるため、短い期間に行いましょう。

Q4.食フンは放っておいても、成犬になればなおりますよね?

A.飼い主さんの対応次第です。

「成犬になればなおるケースもあるようですが、食フンがクセになる犬もいるので、一概には言えません。
愛犬がウンチをする時間帯をなるべく把握しておき、愛犬が口にする前にすばやく片づけましょう。また、愛犬がウンチを口にしたときに飼い主さんが過剰に反応すると、おもしろがって繰り返すこともあるので、無反応を貫いて。」(戸田先生)

Q5.愛犬は保護犬です。そそうに困っていますが、今からしつけるのは難しい?

A.そんなことはありません。〝庭つき一戸建て〞を用意するのがおすすめです。

「環境が変わったときこそ、犬がいちばんしつけを覚えやすいタイミングです。愛犬が正しい場所でトイレができるよう、広いサークルの中にクレートとトイレを設置した『庭つき一戸建て』を用意し、失敗しにくい環境を整えましょう。」(戸田先生)

Q6.散歩のときにリードをものすごく引っ張ります。どうしたらいいですか?

A.ツイテの練習をやりましょう。

「安全を守るためにも、飼い主さんに合わせて歩けるようツイテを教えましょう。通行人や車が少ない広めの道を探し、愛犬と一直線上を歩きながら、ときどきアイコンタクトをして歩けるよう練習していきます。慣れたら散歩コースで練習してみて。」(戸田先生)

【1.片手でフードを与えながら歩く】
リードを短く持ち、オスワリをさせてから「ツイテ」の号令で歩き始めます。片手にフードを握りこんでおき、歩きながら手の中のフードを一方的に与え続けます。

撮影/殿村忠博
撮影/殿村忠博

【2.一直線上を歩き続ける】
続けると、愛犬が自然と飼い主さんの顔を見てくるようになります。愛犬が飼い主さんに合わせて横について歩けている間は、すかさず『イイコ』とほめてフードを与えながら、一直線上を歩き続けて。

撮影/殿村忠博
撮影/殿村忠博

【引っ張ったらすぐにターン】
愛犬がリードを引っ張ったら、その場ですぐにターンし、進行方向を反対に変えます。何度か繰り返すうちに、「引っ張ったら思うように進めなくなるんだ」と愛犬が覚えるようになります。

撮影/殿村忠博
撮影/殿村忠博

ぜひ、あきらめずに根気よく実践してみてくださいね。

※この記事ではお話を伺った先生のご経験をもとに、あくまでもご見解のひとつとしてご回答いただいています。

お話を伺った先生/日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター。DOG IN TOTAL主宰 戸田美由紀先生
参考/「いぬのきもち」2022年2月号『しつけのギモン一問一答36』
写真/殿村忠博
文/いぬのきもち編集室

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