犬と暮らす
UP DATE
犬が飼い主さんに「くっついて座る」「離れて座る」ときの本音 注意したほうがいい座り方とは
飼い主さんが部屋でくつろいでいるとき、愛犬が体を寄せて座ってきた……という経験はありませんか? 「なにこれかわいい!」と嬉しくなる飼い主さんも、きっと多いはず♡
今回は、座り方でわかる犬の心理について、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
犬が飼い主さんにくっついて座るときの心理
ーー犬が飼い主さんにくっついて座るときがあると思うのですが、どのような心理のあらわれだと考えられますか?
山口先生:
「犬が飼い主さんとくっついているときの心理としては、『不安である・甘えたい・寒い』などが考えられますね」
ーーいずれの場合も、飼い主さんにくっついて安心したいという気持ちが伝わります。
背中をくっつけて座るのは、信頼の証!
山口先生:
「犬が背中をくっつけて座るときは、『信頼している』気持ちがあるのでしょう。
もともと犬は群れの中で、背中をくっつけあいお互いの死角をカバーするように眠ったり、群れたりします。背中を預ける相手には、信頼を置いているのでしょうね」
ーーそれは飼い主さんとしても嬉しいかも!
犬が飼い主さんから離れた場所に座る心理
ーーでは一方で、飼い主さんから離れたところに座る犬の心理についてはいかがですか?
山口先生:
「犬が飼い主さんから離れて座るときは、『安心している・ひとりでいたい・ほかのことに興味がある』などが考えられます」
注意したほうがいい犬の座り方
ーーちなみに、「こんな座り方をしていたら要注意」というのはありますか?
山口先生:
「もし犬が足を横に流す座り方をしている場合は、股関節や膝関節に痛みや違和感を抱えている可能性があります。また、以前と違う座り方をするようになった場合なども、痛みなどの異常が生じている可能性があります。座り方の変化が見られた場合や、心配がある場合はかかりつけ医に相談しましょう。」
犬の座り方によって、いまどんな気持ちなのかがある程度わかるようですね! ぜひ日頃から気にして見てあげて、愛犬の本音を考えてみてください♪
監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
編集/いぬのきもちWeb編集室
UP DATE