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犬のウンチ・オシッコができるまで

『いぬのきもち』2016年11月号「犬のウンチ・オシッコができるまで」特集では、愛犬が食べたり飲んだりしたものが、体の中をどのように通ってウンチ・オシッコになるのかをご紹介しています。
犬のそれぞれの内臓の特徴と役割を理解して、病気の早期発見に役立てましょう!

※この記事は「いぬのきもち」から抜粋しています。もっと詳しく見たい方は「いぬのきもち」をお申し込みのうえ読んでくださいね!

口腔(こうくう)

役割……食べ物を噛みくだいて小さくする
犬は狩りで肉中心の食生活をしてきた名残で、歯は鋭くとがっています。食べ物はこの歯で噛み砕かれ、小さくなります。
また、敵に食事を奪われないように、飲み込める大きさに噛み砕いたら急いで飲み込んで食道へ送ります。
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《気をつけたい病気》
【歯周病】
歯みがきが不足すると、食べ物のカスが歯に付着し、歯周病の原因に。口臭が強くなったり、食事のときに痛みを感じます。
進行すると細菌が全身を巡り、心臓病や腎臓病などにつながることも。
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写真は、ミニチュア・ダックスフンド(メス・7才)の歯。歯周病によって歯を支えている骨が溶け、歯肉が後退。赤く黒ずんで炎症を起こしている。

食道

役割……食べ物を胃まで運ぶ
口腔で小さく砕いた食べ物は、筋肉と粘膜でできている食道を通過し、胃へ。
食道自体には栄養の消化・吸収機能はありませんが、筋肉の働きで食べ物を早く胃に運ぶ役割があります。
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《気をつけたい病気》
【食道炎】
犬は食べ物を急いで食べることが多いですが、長時間異物を詰まらせたままだったり、何回も激しく吐き続けるなどで粘膜を傷めると、食道炎に。
食道の働きが落ちて、食べ物を飲み込みづらくなったり、吐いたりすることもあります。
【食道拡張症】
食道を支える筋肉がゆるくなるために、吐いたり誤嚥(誤飲)しやすくなる病気です。ホルモンや神経に異常があったり、腫瘍の影響によって起きることも。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークがなりやすいとされている病気です。
いかがでしたか? 
このほかにも「いぬのきもち」2016年11月号「犬のウンチ・オシッコができるまで特集」では、そのほかの臓器の役割や、気をつけたい病気などを紹介しています!
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