犬と暮らす
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犬のウンチ・オシッコができるまで
犬のそれぞれの内臓の特徴と役割を理解して、病気の早期発見に役立てましょう!
口腔(こうくう)
犬は狩りで肉中心の食生活をしてきた名残で、歯は鋭くとがっています。食べ物はこの歯で噛み砕かれ、小さくなります。
また、敵に食事を奪われないように、飲み込める大きさに噛み砕いたら急いで飲み込んで食道へ送ります。
【歯周病】
歯みがきが不足すると、食べ物のカスが歯に付着し、歯周病の原因に。口臭が強くなったり、食事のときに痛みを感じます。
進行すると細菌が全身を巡り、心臓病や腎臓病などにつながることも。
食道
口腔で小さく砕いた食べ物は、筋肉と粘膜でできている食道を通過し、胃へ。
食道自体には栄養の消化・吸収機能はありませんが、筋肉の働きで食べ物を早く胃に運ぶ役割があります。
【食道炎】
犬は食べ物を急いで食べることが多いですが、長時間異物を詰まらせたままだったり、何回も激しく吐き続けるなどで粘膜を傷めると、食道炎に。
食道の働きが落ちて、食べ物を飲み込みづらくなったり、吐いたりすることもあります。
食道を支える筋肉がゆるくなるために、吐いたり誤嚥(誤飲)しやすくなる病気です。ホルモンや神経に異常があったり、腫瘍の影響によって起きることも。
ウェルシュ・コーギー・ペンブロークがなりやすいとされている病気です。
このほかにも「いぬのきもち」2016年11月号「犬のウンチ・オシッコができるまで特集」では、そのほかの臓器の役割や、気をつけたい病気などを紹介しています!
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