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【調査】愛犬の老化を感じた瞬間は? 「年をとったな」と感じたときに、飼い主が配慮したいことは|獣医師解説
【調査】 愛犬のことを日頃から間近で見ていて、「年をとったな」と感じた瞬間はある?

すると、今回の調査では飼い主さんの約6割が「ある」と回答する結果になりました。
【体験談】愛犬が何才ごろのときに、どのような様子を見て「年をとったな」と感じた?
普段の行動を見ていて、「年をとったな」と感じることが
- 「6、7才ごろから玩具で遊ぶことと、部屋中を駆け回ることが少なくなりました。今9才ですが年をとった顔になってきました」
- 「11才を過ぎたころから少しずつ階段やソファに登る際、失敗することが増えてきたり、フードの選り好みや食べムラが出てくるようになった」
- 「もうすぐ12才。お散歩もゆっくりになりました。もともとガツガツ食べるコではありませんでしたが、食も細くなったかなと」
- 「10才過ぎたころから後ろ足に震えが出始めた」
- 「去年あたりからソファに飛び乗る際に躊躇するときがある(現在9才)。寝ている時間が増えたと感じる(亡くなった先住犬も同様だったことから)」
- 「8才を過ぎたころから動作が緩慢になってきた。指示を出しても、ポカンとするときがあるようになった」
- 「13才を過ぎてから耳が聞こえにくくなったのか眠りが深くなったのか、苦手だった雷の音にあまり反応しなくなってきました」
- 「12才を迎えたころから誤嚥するようになり、咳き込むようになった」
- 「12才を過ぎたころから耳が遠くなってきたようです。若いころは、家の駐車場に車を停めると窓のところに来てお迎えしてくれました。それが玄関の扉を開ける音でようやく気が付くようになり、今では部屋のドアを開けても気が付かずソファで爆睡しているときもあります。気が付いたときのハッとした表情がかわいいです」
- 「現在10才で、早寝早起き! 昼間は寝ることが多くなり、散歩も気分でゆっくりと歩いてすぐ終わり! 年とったなぁと感じます」
見た目の変化で「年をとったな」と実感
- 「まだ5才ですが、3才を過ぎたあたりから口の周りの毛の白髪が増え続けています」
- 「10才前くらいから顔周りの色が白色になってきました。茶と白多めの柴犬でしたが、顔周りは茶がもっとあったのにと思い、年をとったんだと実感しています」
- 「8才ごろから顔が老けたなぁーって感じるようになったのと、白髪が増えてきた」
- 「8才前に毛艶が悪くなってきた」
- 「8才のころ、ふと3年前の写真を見たとき、顔が白くなってきていることに気づきました」
- 「推定11才ですが、毛艶がなくなってきたことに老化を感じます」
- 「シャンプーのときに皮膚がたるんできたことを実感する」
【獣医師解説】愛犬の老化を感じたときに、飼い主さんが配慮したいことは?
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「一般的に、犬のシニア期に入る7才を過ぎたあたりから、飼い主さんは何かしらの変化を感じることが多いと思われます。
多く見られるのは、下記のような変化でしょう。
・活動時間が減る
・音や物への反応が鈍くなる
飼い主さんは愛犬の老化をどのように受け止めたらよい?
「犬は人よりも時の流れが早いです。老いていく愛犬を見て、飼い主さんは気持ちが追いつかないこともあるかと思いますが、ぜひそのままの愛犬を受け入れてあげましょう。
シニア期の1日1日を大切に、愛犬とともに過ごしてください」
いぬのきもちWEB MAGAZINE『愛犬の老化を感じた瞬間に関するアンケート』
※アンケートは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年6月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ
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