犬はいろいろな人や物に興味を示すイメージがありませんか?
いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生によると、犬が「興味のない人」に見せる態度があるそうなのです。
犬が「興味のない人」に見せる態度
ーー犬は「興味のない人」に対して、どのような態度を見せるのでしょうか?
白山先生:
「基本的に、犬は興味がなければ反応しません。吠えもしなければ、ニオイも嗅がない。いわゆる『無視』ですね」
ーーなるほど……あからさまな反応なのですね!(笑)
犬が「興味を持ちやすい人」って、どんな人?
ーー反対に、犬が「興味を持ちやすい人」には、どのような傾向があるのでしょうか?
白山先生:「犬を飼っている人からは『飼い犬のニオイ』がすることもあり、犬はそのニオイに興味を持って近づいていくことが多いでしょう。犬好きの人は、犬を見に来たり近づいてきたりすることが多いので、それに犬も反応するのかもしれません」
白山先生:「犬は嗅覚と同様、聴覚も優れているので、音にも敏感です。大きな音が出るようなカートを引いていたり、体がとても大きく低い声、大きな声を出して走る子どもなどに対しては、逆に警戒心を抱くことが多いです。一般的に、男性のほうが犬には警戒心を抱かせやすいようですね」
ーー犬に興味をもってもらえるようにするには、まず警戒心をなくさせることも大事なようですね。
「わたし…犬に好かれてないかも?」などと思ったことのある方は、犬が警戒心を抱いてしまうような行動をしていないか、自分の行動を見直してみるといいかもしれませんね。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
編集/いぬのきもちWeb編集室