犬と暮らす
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「犬を飼うことが難しい」と思えてしまう行動2つ
今回は、犬を飼っても幸せにできない可能性がある飼い主さんの2つの行動について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生が解説します。
①自分本位の考えで安易に犬を飼ってしまった
そして、そのような飼い主さんは「犬がどんな習性の動物か知らなかった」「こんなはずではなかった」と思っていることが多いのが実状です。ひどい場合、自分が思い描いていた犬との幸せな生活像とかけ離れた生活に耐えられず、「犬なんか飼うんじゃなかった」と嘆き、犬を手放すという方もいます。
犬を飼う際に注意したいことを、下記でご紹介します。
犬を幸せにするためのポイント:犬を飼う前に犬のことについて調べておこう
犬を飼うということは、犬の一生に責任をもつということです。犬を不幸にしないためには、犬を飼う前に専門家や犬に詳しい人、書籍などで犬という動物のことをまず最初によく学んでおきましょう。
犬を幸せにするためのポイント:しつけや散歩をしっかりと
犬を幸せにするためのポイント:愛犬の健康管理をしよう
健康でいるためには、適切な飼育環境下で健康的な食事や散歩、トイレなどの毎日のお世話やしつけ、健康管理などが必要になってくると思います。そうしたなかで飼い主さん自身も幸せで、犬と共に生活を積み重ねていければ、愛犬も一緒に幸せを感じてくれることでしょう。
②不健康になる恐れのある食べ物を独断で与える
「愛犬が喜ぶから」と、人間が食べているものをむやみに与えてしまう飼い主さんもいますが、食事の選択と与え方を間違えると、栄養バランスを欠くことで肥満や病気のリスクが増加します。それだけでなく、わがままに育つ原因にも。
また、おやつをたくさんあげてしまうことも、肥満の原因につながるので注意が必要です。飼い主さんがよかれと思ってしてしまう甘やかしが、犬にとって不幸な事態を招くことがあると理解しておくことが大切です。
食事に関するポイントを下記でご紹介します。
犬の理想的な食事のポイント:ドックフード以外のものを積極的に与えない
犬の理想的な食事のポイント:手作り食だけでは栄養バランスが難しいこともあるので注意
本来「雑食性」である犬の場合、肉(タンパク質や脂質など)以外にも、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどのさまざまな栄養素が必要となります。総合栄養食には、これらの栄養素があらかじめバランス良く配合されています。
生の食材には病原体が含まれる恐れも…
どうしても愛犬の食が細くて困っていたり、なんらかの理由でドックフードを食べずに困っている場合は、獣医師に相談して指示を仰ぎましょう。
犬の理想的な食事のポイント:おやつを与える場合は必要最低限の量に
犬にとって適切な食事を与えることも、健康でいるために大切なことなのです。今からでも改善できることは、ぜひ見直してみてくださいね。
取材・文/sorami
構成/いぬのきもちWeb編集室
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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