犬と暮らす
UP DATE
犬の理想的な睡眠環境とは? 睡眠のためにやってはいけないNG行動も
愛犬が心地よく眠るためには、どのような環境を用意してあげればいいのでしょうか? 今回は、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。
犬の理想的な睡眠環境とは?
岡本先生:
「犬自身が快適な温度を選択できるように、犬用のひんやりマットやアイスノンを設置するとよいでしょう。
また、エアコンやサーキュレーター、除湿機を使用し、室温は26℃前後、湿度は50%前後をまずは目安にしてみましょう。とはいえ、犬によって快適温度はそれぞれ違います。小型犬と大型犬、被毛がダブルコートとシングルコート、肥満や心臓病といった持病の有無などで温度の感じ方が変わります。
愛犬がくつろいでいるときにパンティングしていたら、室温をもう少し下げてもよいでしょう。逆に寒くて鼻水が出たり体調を崩す場合には室温を上げるか、もしくは寒くなった時にもぐることができる毛布などを用意しておくことをおすすめします。」
犬の睡眠のためにやってはいけないことは?
岡本先生:
「睡眠を邪魔してしまうことは避けたいところなので、急に大きな物音を立てたりしないように注意しましょう。また、かまいたくて頻繁に起こしてしまうことはNGです」
睡眠中にやりすぎなお世話は?
岡本先生:
「飼い主さんのなかには、犬の昼寝中に音をたてないように、過度に気をつけるかたがいらっしゃいました。ふだんの生活音程度なら問題ありませんし、気をつかいすぎてしまうと犬も神経質になってしまいます」
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE