犬と暮らす
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犬が喜ぶ「話し方のコツ」とは? 今すぐ実践できる簡単なポイントも|獣医師解説
今回、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
愛犬に話しかけてあげたほうがいい理由とは?
「飼い主さんが愛犬に話しかけると、お互いが楽しい気持ちになったり安心できたり、より信頼関係が深まることにつながります。
また、愛犬が不安なときや病気のときに優しく話しかけてあげることで、心の支えにもなってあげられると思います」
犬が喜んでくれるような話し方のコツは?
「話しかける際のコツとしては、次のようなことを心がけてみてください。
- 優しい表情で話しかける
- 楽しそうな雰囲気で話しかける
- 良い言葉を使う
- 誉め言葉を使う
- 感謝の言葉を使う
- 安心できる言葉を使う
- ゆっくりと落ち着いたトーンで話す
- 小さめの声で穏やかに話す
- 男性は少し高めの声を心がける
一方で、目を大きく見開いた硬い表情というのは、犬に攻撃的な印象を与えてしまいます。力を抜くように意識してみましょう。
また、ネガティブな印象の言葉は、嫌な感じが犬にも伝わってしまうと思います。たとえば、犬が病気になったときにネガティブな言葉だけを発すると、犬が気持ちで負けてしまうこともあるでしょう。愛犬がつらいときには、優しい言葉で支えてあげてください」
犬に話しかけてあげると喜ぶシチュエーションとは?
「犬が飼い主さんに寄り添ってきたときや甘えてきたときに、優しく話しかけてあげると、犬は安心感を覚えて幸せな気持ちになります。
また、犬と目が合ったときや見つめられたときなどにも、飼い主さんから話しかけてあげることで、『大好きな飼い主さんに気づいてもらえた』と、嬉しく感じるでしょう。
このほかにも、上手にトイレができたときや号令に従ったときなど、褒めてあげるべきタイミングではしっかりと褒めてあげるとよいですね」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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