子犬が家にやってくる！事前に準備したほうがいいことは？

子犬を家族に迎えるためには、事前の準備が欠かせません。そこで、今回はいぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、子犬を迎えるための準備や心構え、迎え入れてから気をつけたいことなどを教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

事前に準備しておいた方がいいこと

――子犬を家に迎えるときに、事前に準備しておいたほうがいいことや、物などはありますか？

岡本先生：
「ケージやクレート、ベッドやトイレ、食器や食事などは事前に準備しておきましょう。家の周辺にある動物病院を確認しておくことも大切です。
また、予防薬やワクチン接種、しつけに関する勉強もしておきましょう。犬種が決まっている場合は、その犬種の特性を理解しておくといいでしょう」

子犬が家に来た！まずやったほうがいいことは？

――子犬を家に迎えたとき、まずやったほうがいいことはありますか？

岡本先生：
「家の環境に慣れるまでは、かまい過ぎないように注意しましょう。最初の1週間を目安に、ケージで過ごしてもらったほうがいいかと思います」

一緒に生活をし始めてから気をつけたいこと

――お互い初めてのことだらけで、しばらくは緊張状態だと思いますが、こんなことには気をつけた方がほうがいいということがあれば教えていただけますか？

岡本先生：
「環境の変化から下痢や食欲不振になってしまうことがあります。とくに最初の1週間は気をつけてみてあげるようにしましょう。
また、最初は不安な気持ちからケージ内で鳴いたり、夜鳴きをしたりすることも。鳴いている姿を見るとかわいそうな気持ちになってしまうかもしれませんが、そこで構ってしまうとその後の問題行動や分離不安につながってしまうことがあるので注意しましょう」

迎え入れる場合は、前準備をしっかりとして、知識を持ったうえで進めていきたいですね。特に最初の1週間は体調の変化がないかよく様子を確認してあげましょう。

（監修：いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生）
取材・文／山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

CATEGORY 犬と暮らす

2022/09/02 UP DATE