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犬のあま噛み~あま噛みする理由や飼い主の間違った対応、改善方法について~

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飼い主さんの対応次第で、犬のあま噛みを悪化させ、噛むことを習慣化してしまうことも。それを避けるために今回は、犬があま噛みをする理由や、あま噛みを悪化させてしまう飼い主さんの対応、噛みグセを改善する方法について紹介します。

目次
子犬のあま噛みは放っておいて直る?
子犬はどうしてあま噛みするの? 4つの理由
犬の噛みグセを悪化させてしまう対応は?
犬の噛みグセの改善方法は?
まとめ

子犬のあま噛みは放っておいて直る?

結論から言うと、子犬のあま噛みは放っておいても直りません! 成犬になれば自然と落ち着くと思いがちですが、放っておくと習慣づき、頑固な噛みグセに。今日からすぐに対策しましょう。

子犬はどうしてあま噛みするの? 4つの理由

子犬は歯の生え替わりや、遊びの延長から「何かを噛みたい」という欲求が強いもの。また、子犬は噛み方のコントロールを学ぶために、きょうだい犬や母犬と噛み合って遊ぶものなのです。ここでは、犬があま噛みする4つの理由を探ってみましょう。

1.好奇心から噛めそうなものならなんでも噛みたい

子犬は好奇心旺盛なので、噛めそうなものならなんでも噛みます。1回噛んだものには噛む習慣がつき、成犬になっても噛み続けるように……。

2.留守番中の暇を紛らわすため

留守番中は犬が退屈しやすいので、家の中で自由にさせてしまうと、暇を紛らわそうと家具などを噛む場合があります。繰り返すうちに犬は、「噛むと退屈が紛れてうれしい」と覚えてしまい、頑固な噛みグセにつながってしまうことも。

3.うれしい気持ちや楽しい気持ちが高まって噛む

とくに子犬は、おなかなどをなでられているうちに楽しい気分になって、人の手をあま噛みしてしまうことがあります。人の手へのあま噛みをそのままにしていると、「飼い主さんの手は噛んでもいいものだ」と犬が覚えて噛みグセが悪化してしまいます。

4.相手をして欲しくて噛む

飼い主さんにかまってもらいたい、相手をして欲しいという気持ちからあま噛みをしているのでしょう。しかし、これに応えてしまうと、犬は「噛めばかまってもらえる」と勘違いしてしまいます。

噛みグセを悪化させてしまう対応は?

飼い主さんが「間違った対応」をしてしまったために、あま噛みが頑固な噛みグセになってしまうことも。飼い主さんのどんな対応が噛みグセを悪化させてしまうのでしょうか。

間違った対応1:犬が噛みたいものを届くところに置いている

愛犬の噛みたいものが、床に置いてあったり、落ちていたりして自由に噛める環境にしておくと、噛みグセを悪化させてしまいます。

間違った対応2:大声を出したり、叫ぶ

ものを噛んでいる犬の気をそらすために大声を出して注意をひく方法は、最初は効き目があっても、毎回やっていては慣れてしまい意味がありません。また、体を噛まれたときに大声を出すと、噛んだら音が鳴るおもちゃと同じで、反応が楽しいからとさらに噛みグセがひどくなる場合も。

間違った対応3:留守中に部屋で自由にさせる

広すぎる場所にいると、犬は落ち着かずに不安になります。留守番のときも部屋の中で自由にさせるぎるとストレスに。気持ちを落ち着かせようと、壁など目についたものを噛むことがあります。

間違った対応4:何度も噛ませ続けている

家具や壁などを一度だけでなく何度も噛ませ続けているのも大きな問題です。何度も噛ませていると「これは噛んでもいいものなんだ」と犬が覚えてしまうので、一生噛みグセが続くことになります。

間違った対応5:興奮するまで遊ばせる

犬はうれしい気持ちや楽しい気持ちが高まると噛んでしまいます。興奮しすぎるほど遊ばせると、ヒートアップしてあま噛みの力も強くなっていくのでNG!

間違った対応6:噛まれやすい手づかいをしている

犬には動くものを追いかけて噛みつく本能があるので、人の手の動きが犬のこの本能をあおり、興奮させることも。反応がよいからと人の手で遊ばせ続けてしまうと、噛みグセが悪化してしまいます。

間違った対応7:あま噛みしてきたらかまう

飼い主さんにかまってもらうにはどうしたらいいのか犬なりに考えて、あま噛みをしているのでしょう。「ダメ」と声をかけるだけでも犬はうれしいので、「噛めばかまってもらえる」と勘違いしてしまいます。

犬の噛みグセの改善方法は?

犬のあま噛みは噛まれてからの対応よりも、いかに噛ませないかが重要。さまざまなシーンで、飼い主さんができる正しい対応を紹介します。

噛めない環境を徹底的につくろう

噛みグセがなくなるまでの間は、噛まれて困るものから徹底して犬を遠ざけることが重要です。文房具やスリッパ、靴下、犬用ベッド、ハンドタオルなどは、犬が届かない高い場所や、扉つきの棚などにしまいましょう。ゴミ箱は、フタつきのゴミ箱に替えるのもオススメです。または、犬と人の生活スペースをサークルで区切ったり、噛まれて困るものを使う間だけ犬をハウスに入れたりするなどして、噛ませない環境をつくりましょう。

家具には苦味スプレーをつけて噛ませない

大きな家具やカーテンなどの動かせないものには苦味スプレーで嫌な味をつけ、噛む習慣をつけさせないようにしましょう。表面が湿るほどたっぷりかけ、スプレーが乾く前に何度もつけ直して。

「チョウダイ」を犬に教えよう

大切なものを愛犬に噛まれると飼い主さんはあせってしまいがちですが、冷静に指示しつけを活用するのもひとつの手。ふだんから「チョウダイ」を教えておけば、犬はくわえたものを飼い主さんに渡せるようになるので、飼い主さんもあわてずに対応しやすくなります。

安全で快適な愛犬の留守番環境を整えよう

長めの留守番をさせるときは、犬が家具を噛まなくていい環境をつくりましょう。広めのサークルを用意し、安心して休める寝床(クレート)を併設。サークルの中にはトイレ、水入れを準備して。噛み壊せないゴム製おもちゃんなどを与えるとさらにGOOD。

散歩とおもちゃ遊びで犬の噛みたいエネルギーを発散

子犬期は何かを噛みたいという欲求が強い時期なので、そのエネルギーを散歩やおもちゃ遊びでたくさん発散させてあげれば、手などへの噛みグセを最小限に抑えられます。とくに子犬の間は、散歩の時間を毎日長めにとりましょう。帰宅後に犬が疲れて眠ってしまうくらいを目安にするのがオススメ。また、家の中では、ロープおもちゃを使って引っ張りっこ遊びをしたり、ボールを転がして追いかけさせてみて。おもちゃを使った遊びで噛みたいエネルギーを発散させることができます。

※散歩デビューして間もない子犬や、天候の悪い日などの場合は無理せず、室内で遊んでもOK。

犬の歯が当たったら手を引っ込める

歯が手に当たったらすぐに無言で手を噛まれない位置まで離したり、手を後ろに隠すなどして、犬にかまうことをやめましょう。犬が落ち着くまで手を隠しておいて。「噛んだらかまってもらえなくなるんだ」と犬に伝わるので、噛まなくなるようになります。

犬が自発的にオスワリしたら遊ぶ

飼い主さんのそばで犬が自然にオスワリしたら、すぐにおやつを与えて「イイコ!」と盛大にほめます。これを繰り返しているうちに、犬が「オスワリをしたらかまってもらえるかも」と覚えるようになり、相手をしてもらおうと噛むことがなくなります。

飼い主さんから愛犬を遊びに誘おう

留守番させる前とあとの時間は、愛犬に誘われるよりも先に飼い主さんから遊びに誘いましょう。引っ張りっこ遊びは飼い主さんが疲れにくい半面、犬は全身を使って遊べるのでオススメ。

まとめ

犬のあま噛みは噛まれてからの対応よりも、いかに噛ませないかが重要です。今回紹介した改善方法を今日から実践して、愛犬の噛みグセをしっかりやめさせたいですね。

出典:『いぬのきもち』 2017年10月号「噛みグセ直し集中講座」(監修:井原亮先生)

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