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2カ月半で「ワイルドな犬」に激変したハスキー子犬に驚き! 顔つきなどの変化が大きいコの特徴は?|獣医師解説

それが、2カ月半ほど経過すると…
2カ月半後には…

「短期間でこんなに変わるの!?」とツッコミたくなる、グーテくんの衝撃のビフォー・アフターなのでした。
グーテくんの成長について、飼い主さんに話を聞いた

「これまでの経験上、成長するにつれてハスキーの顔は驚くほど変わると感じるのですが、こんなに『いかつく』変わったコは初めてで、ネタにしては爆笑しています(笑)
生後7カ月の頃には26kgもあり、しっかりとした体格なので、成犬と間違えられてしまうことも。『グーテくんがバンデくんのお兄さんですか?』と聞かれることもしばしばありますね(笑)」

グーテくんは甘えん坊で、ちょっぴり運動が苦手?
「バンデが驚くほどよく面倒をみてくれて、グーテのことを受け入れてくれています。グーテも好き勝手にバンデと遊んでいますが、おもちゃなどをバンデが持っていても奪うこともなく、ずっと待っていて。ケンカも一度もないです」
「グーテは、先代犬が亡くなる少し前に家族に迎えました。先代犬は具合が悪いときも、グーテにちゃんと“教育的指導”をしてくれて。旅立つ最期は、バンデとグーテがずっと先代犬に寄り添っていましたね」
【その後に迫る】もうすぐ2才になるグーテくん 現在の様子は?

「相手の犬の大小関係なく、誰とでも仲良くできる穏やかなコに成長してくれました。パピーの頃は、ドッグランに行ってもバンデの後ばかりついて回っていましたが、経験を積む中でいろんなコと遊ぶ楽しさを学んだようです。
また、相変わらずかなりの甘えん坊で、いつもしっぽをフリフリして『なでて~』と甘えてきますね」
以前は「運動が苦手」と思っていたけれど…
「パピーの頃のグーテは、『運動が苦手なんだな』と思っていました。でもある日、私が今まで暮らしてきたコたちの中で、走るのが一番速かったことに気づいたんです。
グーテは、ドッグランでお友達のボーダー・コリーと走りっこするのが大好きです。いつも走り回っていて、一緒に遊んでくれるコを探しては、楽しく爆走してます!」
2頭の関係性は?
「一度もケンカをしたこともなく、いつも仲良しな兄弟です。お兄ちゃん大好き、弟大好きな2頭です」
「グーテはバンデのおもちゃを欲しがるときがあるのですが、バンデが飽きるまで健気にじっと待っている姿が微笑ましいです。
また、グーテがバンデに甘えて、バンデの顔や手を甘噛みすることがあるのですが、そのときにバンデはニコニコしているんです。バンデのほうからグーテのお耳をペロペロして、大好きアピールをしていることもあります。
そんな2頭を見ていると、ほっこり癒されますね」
【獣医師解説】成長ビフォー・アフターがスゴい犬の特徴は?
いぬのきもち獣医師相談室の藤井亜希奈先生に聞きました。
「シベリアン・ハスキーやラブラドール・レトリーバー、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ボルゾイなどの中型〜大型犬は、骨格の発達が著しいです。そのため、紹介したグーテくんのように、顔つきや風貌も子犬の頃とは大きく変化することがあります。
反対に、あまり大きな変化が見られない犬種としては、トイ・プードルやポメラニアン、ヨークシャー・テリアなどの小型犬が挙げられるでしょう。小型犬は、中型〜大型犬と比較して、骨格の発達が緩やかです。
そのため、顔つきや風貌に大きな変化はそこまでないと感じられることが多いでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・藤井亜希奈先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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