犬と暮らす
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犬のよだれが「ダラダラ」出る理由 病気の影響もある?
「犬のよだれが多く出る理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
①犬のよだれは条件反射で出ることがある
犬が食べ物に関わるものを見たり音を聞いたときに、大量のよだれが出るようになるのはどうしてなのでしょうか?
岡本先生:
「犬の唾液(よだれ)には、食事を胃までスムーズに運ぶ役割があります。このため、食べ物を見たり期待をすることによって、食事をしておいしかった記憶から条件反射でよだれが出ます。」
②犬のよだれは病気の影響で出ることがある
岡本先生:
「犬のよだれが病気の影響で大量に出ているときでは、たとえば、胃炎・腎臓病・肝臓病・中毒からくる悪心や高アンモニア血症・癲癇などの神経症状や口腔内の炎症、痛みなどがあることが考えられます。」
③犬のよだれはパンティングとともに出ることがある
岡本先生:
「そうですね。たとえば暑いときや緊張しているときに『パンティング』と呼ばれるハァハァとした荒い呼吸を行うとともによだれが垂れることがあります。」
ごはんの食器を見たりおやつの袋の「カサっ」という音だけでよだれが出る犬もいるようですが、なかには、病気の可能性があったり、暑さや緊張によって出ているよだれもあるとのことなので、愛犬に大量のよだれが出ているときは注意したいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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