犬と暮らす
UP DATE
犬はどのくらい眠るの? 犬も夢を見るの? 犬と人の睡眠の違い
そこで今回は、意外と知られていない犬の睡眠にまつわる豆知識を、獣医学博士の枝村一弥先生に伺いました。
犬の睡眠時間は人より長い
また、年齢や生活スタイルで睡眠時間が変わるのも特徴です。例えば、疲れやすい子犬や体力が低下しているシニア犬は睡眠時間が長く、若い個体は短め。大型犬は体力の消費が多いため、小型犬より睡眠時間が長めなどです。
ほかにも、その犬以外のペットを飼育しているかどうかなども、睡眠時間の長さに影響します。
犬は人と違ってこまめに眠る
また、日頃から留守番をする習慣がある犬は、留守番中に長めの睡眠をとることが多いそう。飼い主さんがいない時間を、うまく使っているのですね。
犬は寝ながら「覚醒」をする?
人は90分間隔でノンレム睡眠→レム睡眠を繰り返すのに対し、犬の夜の睡眠は16分のノンレム睡眠→レム睡眠、そして5分ほど目を覚ます「覚醒」を繰り返します。人にはない「覚醒」というシステムは、外敵から身を守るために備わったようです。ちなみに、犬の睡眠は約8割がレム睡眠だといわれています。
犬も夢を見るらしい!
また人の睡眠中の「夢遊病」や、突然眠ってしまう「ナルコレプシー」などの病気がありますが、これらは犬にも存在します。睡眠中の様子で気になったことがあれば、獣医師さんに相談してみましょう。
参考/「いぬのきもち」2022年8月号『犬は長~く眠るから“睡眠の質”がすご~く大切です 快眠マッサージつき 真夏の犬の睡眠のすべて』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE