今回紹介するのは、Instagramユーザー
@mizu1zさんの投稿。とある日、愛犬・イズちゃん(取材当時1才)と飼い主さんの娘さんは、ソファで
ギュッと抱き合って眠っていたのだそうです。
ふたりの様子からは、
「お互いのことが大好きなんだ」ということが伝わってきますよね。見ていてとても癒される光景です。
飼い主さんによれば、「お互い自分のほうがお姉ちゃんだと思ってる」とのこと。イズちゃんも娘さんも、「わたしが妹の面倒を見なきゃ」と思って、寝かしつけていたのでしょうか。
なんとも微笑ましいですね!
ふたりの愛らしい姿を見たInstagramユーザーからは、「なんて幸せなひととき」「可愛い こんなの横で見かけたら癒されますよね」「相思相愛」「チューしながらすやすやの仲良しおふたりさん」などと、反響のコメントが多数寄せられていました。
イズちゃんと娘さんの関係について、飼い主さんに話を聞いた!
反響を呼んだふたりの投稿について飼い主さんに話を聞くと、「ソファでお昼寝しているイッちゃんと娘が可愛くて、動画を撮りました。ふたりの世界に母は入れません(笑)」と話します。
「自分のほうがお姉ちゃんだ」と思ってる、イズちゃんと娘さん。ふたりはどのような関係性なのでしょうか。
飼い主さん:
「娘が7歳のときにイッちゃんをお迎えしました。娘は初めてのワンちゃんとの暮らしに戸惑いながらも、『自分がお姉ちゃんになった気分』で、イッちゃんのお世話をしてくれています!
イッちゃんは『娘にお世話されている』というよりも、『自分が可愛がっていると思っている』のではないかなと思います(笑)」
イズちゃんと娘さんは、毎日起きるのも寝るのも一緒なのだとか♪ 飼い主さんは、「母から見たら、もう本当の姉妹のようです。また、悲しいときに涙を拭いてくれたり、寝るときに隣にいると安心できたり——娘にとって、イッちゃんは“第二のお母さん”みたいな存在なのかもしれません」とも話していました。
【獣医師解説】まるで“きょうだい”のように育つ犬と子どもに見られる傾向
イズちゃんと娘さんのように、まるで“きょうだい”のように育つ犬とお子さんには、どのような環境の条件や、犬の特徴があるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
白山先生:
「イズちゃんのように、『自分のほうがお姉ちゃん』というかのような振る舞いを見せる犬には、次のような特徴が見られるでしょう。
・落ち着いている性格のコ
・おおらかで、母性があるタイプのコ
・いつも周りを見てくれるリーダータイプのコ
今回のイズちゃんと娘さんは、とてもいい関係性なのがうかがえました。このように、お子さんが犬のことを理解して適切に接することができ、また犬の性格も優しくて穏やかな傾向があると、相性がよく互いに信頼しあえる関係を築けるのではないかと思います。
また、家族が愛犬のことを『家族の一員』として愛情を持って育てている環境も大切でしょう」
写真提供・取材協力/Instagram(
@mizu1zさん)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ