犬と暮らす
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愛犬と入居できるベネッセの有料老人ホーム「ボンセジュール田無」がオープン 大切な愛犬と過ごす”自分らしい暮らしの実現”について聞きました!
愛犬と暮らしている方なら気になりますよね。
そこで愛犬と暮らせるホームとはどのようなものなのか、事業責任者の正本 健さん、事業部長の山岸 英明さん、ホーム長の樋口 百合子さんの3名に話を伺ってきました!
「愛犬と暮らせるホーム」を立ち上げたきっかけとは
「『介護付有料老人ホーム』は、介護が必要になれば、施設の介護スタッフによって介護サービスが提供される高齢者向けの居住施設です。
一方で、『住宅型有料老人ホーム』は、自宅と同じように「訪問介護」を受けたりデイサービスなどに通ったりするので、自分の好きな介護サービスを選択でき、施設に入る前に利用していたサービスを継続することができます」
「私自身幼少の頃から犬と一緒に暮らしていて感じることでもあるのですが、やはりペットが生きがいというかペットがいることで自分の存在意義を感じていらっしゃる方も多いと思っています。
そういった方々が、介護が必要になったときにペットと離れなくてはいけない現状を見てきて、『その人の“よく生きる”を支える』事業を行う我々ベネッセスタイルケアがこのままでいいのか、いつかペットと離れずに暮らせる場所を提供したいという想いから、ベネッセスタイルケアとして今回初めて愛犬と暮らせるホームを実現することができました」
正本さん:
「実際に統計を取ったわけではありませんが、増えてきているようです。特にコロナ渦で外出禁止、面会禁止などの措置が始まった3年程前から、ぐっと増えたと思います」
「ボンセジュール田無」ならではの特色
「現在は、成犬時で体長50cm以内の小型犬のみ飼育可能となっており、居室以外ですとリードやキャリー等をつけていることを条件に一部の共用スペースが飼育エリアとなっています。(※1)
ゆくゆくは愛猫や他のペットも居住可能なホームも実現していきたいですね」
「ご自身で愛犬をお世話していただけることが条件にはなっています。
ただ例えば、『お散歩を一緒にしてほしい』『愛犬の調子が悪いので病院へ一緒に行ってほしい』という要望があれば、スタッフがお手伝いすることも検討しています。
ご入居者様の生活の質が上がる、生きる喜びが増えるという事柄であれば、できる限りサポートさせていただきたいと考えています」
「居室についてはまず、防臭効果の高い壁紙を使っているほか、ペットのトイレスペースの上に専用換気扇を配置し、ニオイがこもらないようにしています。
それから対象の各居室にプライベートテラスがあるのですが、例えば愛犬がテラスに出ているときに他のワンちゃんと目線が合うと吠え合ってしまう可能性もあります。それを避けるため、テラスの壁を目線が合わないような高さとしています。
また、屋外のプライベートテラスから戻ってきたときに愛犬の足を洗えるよう、専用の足洗い場も設けているのが、他のホームにはない設備だと思います」
「ペットルームは、愛犬のシャンプーなど、ご入居者様自身で自由に使っていただけるような場所になっています。ご入居者様のご家族が愛犬を洗ってあげたり、トリマーさんを呼んでトリミングしていただくこともできます。
また、通常はご家族が飼っている愛犬をホーム内に入れないことが多いのですが、ペットルーム内に連れてきていただいてその場で触れ合っていただいたり、交流を持てる場所としても使っていただけたら、と考えています」
愛犬と一緒に暮らしながら安心感のある毎日を
「私たちスタッフもご入居様が望む暮らしができるよう努めてまいりますので、ご自宅で飼っているときと同じように暮らしていただけたらと思っています。
『ボンセジュール田無』では、四季を感じられる食材を使ったこだわりのお食事なども特長です。旅行気分でぜひ一度、愛犬と一緒に体験利用していただければと思います」
「ペットは家族ですが、そのペットと離れたくないがゆえに、頑張って一人暮らしを続けている方、老々介護を続けている方もいらっしゃると思います。
そのような方々に、ペットと暮らせる有料老人ホームがあるということをぜひ知っていただきたい。そしてペットと共に老後を豊かに過ごすことを諦めないでいただきたいと思います」
「愛犬がいるからこそ、元気でいたいという想いもより強くなると思いますし、”介護が必要になってもできる限り今までと変わらない暮らしを愛犬とともに送りたい”という想いを叶えることができる場所として、サービスを提供していきたいです」
興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!
取材・文/青柳恵美香
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