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愛犬を「甘やかしているかも」と自覚のある飼い主は約8割! 甘やかしが犬に及ぼす影響は|獣医師解説
【調査】愛犬に対して「甘やかしているかも」と自覚がある?
多くの飼い主さんが「愛犬を甘やかしているかも」という自覚があるようです。
どのように愛犬を甘やかしていると感じる?
要求に応えてしまう
- 「要求吠えについつい返事をしてしまう」
- 「食事時やお菓子を食べている時に、欲しがって要求吠えしたら、わんこ用だけど、おやつをあげてしまう」
- 「甘えてくると、ついおやつをあげてしまう」
- 「ドッグフード食べたくないって言うので。。おやつをあげてしまったり。お外行きたいってせがまれると、何回でも外に連れて行ってあげたり。。とにかくイタズラをしない良いコなので、それだけでなんでもやってあげたくなり、目で訴えられるとやれることはみんなやってしまう(笑)」
- 「散歩の途中で抱っこをせがまれると、してしまう」
- 「ベッドに乗ってきても『ダメだよ〜』と言いつつ、一緒にゴロゴロ」
- 「12才と高齢になってきたので、ある程度の要求にはNOを言わずに対応」
- 「『おやつ』や『遊んで』や『マッサージ』などの要求にすぐ応えてしまう。今はできないよ、ということも練習しておいたほうが、先々のためにはよいと感じている」
愛犬に喜んでほしくて…
- 「おもちゃをいろいろ買って増やしてしまう」
- 「よくないとわかっていても、散歩のコースは愛犬に決めさせています。1日ケージの中で留守番しているので、散歩くらいは好きなコースで走らせてやりたい(時々歩く)と思います」
- 「常に褒めてる…」
- 「人間の物より愛犬の物を買ってしまう時」
- 「おやつの量を規定より少し多く与えている」
- 「おりこうさんだと、すぐにおやつをあげてしまう」
- 「欲しがるものはあげてしまいます。人間用の食べ物(ただし、あげられるように味付けなしの茹でた野菜やごはん)、靴下が欲しいとねだられると…譲ってしまう点」
愛犬に注意するときなどに…
- 「叱った時、反省しているような素振りを見せられると…ついつい許してこっちが『お母さん怒りすぎたね』って謝ってしまう。向こうは『はい!勝った』って感じです(笑)」
- 「悪いことをしても厳しく注意することができず、『ダメでしょ』ってなでながら言ってるのを娘が見て、『お母さん甘すぎ』ってよく言われます」
- 「まったく叱らない。行動の理由を考えて、その行動は必要なんだといつも解釈してしまうので」
- 「悪いことをしている時も許してしまう」
ほかにも、このようなエピソードが
- 「気分が乗らないと、手であげないとごはんを食べない」
- 「甘えてきたら何でもしてしまうところ」
- 「国産のささみをあげる。人間は外国産なのに…」
- 「家族の中でみんなが『可愛い可愛い』と言って、つい過保護にしたり、おやつをあげたりしてしまう時」
- 「おやつの要求に負けてしまう時や、散歩では愛犬が行きたい方向に行ってしまうので、どちらが散歩させられているか分からない」
- 「愛犬優先で行動してしまいます」
- 「話しかける時に赤ちゃん言葉」
【獣医師解説】「甘やかし」が愛犬に及ぼす影響は?
「アンケートの回答でも多く見られましたが、よく見られる飼い主さんの甘やかしには次のようなものがあるでしょう。
・愛犬の求めるタイミングでかまう
甘やかしていると自覚のある飼い主さんもいるようですが、本来はできるだけ要求には毎回応えないようにするのが好ましいです。要求されていないときに積極的にかまったり、おやつを与えるなどのコミュニケーションを飼い主さん主体で行うのが望ましいでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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