愛犬とふれあう時間のなかで「甘えさせて♪」「もっとナデナデして♪」と愛犬からスキンシップを催促をしてくることはありませんか? このような一面があるのも犬らしさのひとつといえますよね。
では、犬が人に甘えたくなったとき、どのような行動でその気持ちを伝えようとしているのでしょうか。
「犬が甘えるしぐさ」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬が人に甘えたくなるのはどんなとき?
犬は何かを要求したいことがあるとき、お留守番をしていて寂しかったとき、嬉しいことがあったときなどに、人に甘えるしぐさをみせることがあります。
犬が人に甘えたいときにみせるしぐさとは?
犬が飼い主さんに「甘えさせてほしい! 」と催促をするとき、以下のようなしぐさで気持ちを表現することがあります。
耳の位置の変化
耳の位置の変化は犬の甘えているしぐさのひとつです。
立ち耳のコは飛行機耳になったり、垂れ耳のコはしっぽ側に耳の付け根が動くことが多いです。
表情の変化
犬が目を細めて笑ったような顔をしたり、じっと飼い主さんの顔を見つめてくるといった表情の変化も、犬の甘えているしぐさです。
ボディランゲージや行動の変化
犬は甘えているときに体を擦りつけてくる、お腹を出す、尻尾を振る、高い声を出して長めに鳴く、後ろをついて歩いてくるなど、体の動きや行動で表現豊かに甘えたい気持ちを伝えてきてくれます。
「もっと撫でて♪」は甘えのしぐさ
愛犬の体を撫でているときに、撫でるのをやめたり離れようとすると、前足をちょいちょい出してくる、顔を近づけてくるなど「もっと撫でて」「そばにいて」と愛犬がアピールしてくることもあるでしょう。
これは、「撫でるのをやめないで! 」「離れていっちゃうの? もっと一緒にいたい! 」という心理からくる行動で、犬の甘えるしぐさといえます。
愛犬の何気ない行動を読み解くと犬の甘えたいサインに気がつくことができるかもしれません。参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください