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犬が「愛情不足」を感じているサイン 体の異変の可能性もあるので要注意!?|獣医師解説

愛犬が飼い主さんのことを、わざと困らせるような行動をすることがありませんか? このような行動は、犬が愛情不足を感じているサインの可能性もあるようです。

この記事では「犬が愛情不足を感じているサイン」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

犬が愛情不足を感じているサインは

くっつく犬
getty
飼い主さんの愛情が足りていない犬は、精神的に不安定になったり、問題行動が目立つようになったりすることがあります。具体的には、次のような様子が見られることがあるでしょう。
・いたずらをして、かまってもらおうとする
・トイレを失敗してしまう
・覇気がなくなる

「わざと困らせようとしている」ように見える行動は、愛情不足のサインかも

いたずらなどは、飼い主さんの側から見ると「わざと困らせようとしてやっている」ように見える行動ですが、犬側に悪気はありません。「その行動をすることで飼い主さんの気がひける」ということを学習して、繰り返すことが多いです。

また、「噛む」といった行動をする場合は、「噛んだことで自分の思い通りになった(要求が通った)」ことを学習して習慣化することもあります。

犬が愛情不足を感じているサインを見せたときの対処法は

飼い主さんの愛情を求めやすかったり、愛情が足りていないことを敏感に感じる犬は、甘えん坊で寂しがり屋の犬に多い傾向があるでしょう。

愛犬が愛情不足を感じているサインを見せたとき、飼い主さんはスキンシップや声かけの時間を増やすことを意識してみてください。

飼い主さんを困らせるような犬の行動 じつは異変のサインの可能性も…?

あご乗せする犬
getty
犬が飼い主さんを困らせようとしているような行動が「愛情不足のサイン」のこともありますが、場合によっては「異変のサイン」の可能性も。

注意して見てあげたいのは、下記のようなケースです。

トイレの粗相の場合

粗相が目立つ犬の病気には、「膀胱炎」「糖尿病」「腎臓病」「認知機能の低下」などがあります。トイレを失敗するようになった愛犬の姿を見て、単に問題行動だと決めつけないようにしましょう。

噛む行動をする場合

犬は体に痛い場所があると、触られたくなくて怒りっぽくなり、噛みついてくることがあります。
見つめる犬
getty
愛犬は行動で気持ちを伝えているかもしれません。飼い主さんは、愛犬の様子をよく見てあげてください。

もし愛犬に気になる問題行動や異変などが見られたら、獣医師に相談するとよいでしょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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