犬と暮らす
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犬を飼って大変だと感じた飼い主さんは9割!「特に大変だと感じたこと」について聞いた
犬を飼ってみて大変だなと感じたことがある飼い主さんは9割以上
大変だと感じたことの1位と2位はしつけ関連
犬の飼い主さんに聞いた大変だと感じること
・「本気で噛みつくので、何度も手を縫うほどのケガをしたこと。まだしつけ途中」
・「あまりゴハンを食べないコなので、少しでも食いつきのよいものを探したり、ブレンドしたり。その際、それぞれ何グラムずつでカロリーがいくらで……と、計算するのが面倒」
・「抜け毛が多い犬種なのでシャンプーが毎回大変。生後半年以上経ってから迎えた元保護犬なので、散歩中のリードコントロールや、社会性を教えるのも大変だった」
・「家では滅多に吠えず、宅配便も大丈夫。けれど散歩時の社会化が出来ていなくて、ほかの犬や郵便バイクに吠える。抱きかかえても止まらない。もうすぐ3才なので悩み中」
犬のしつけが難しいのはどうして?
原先生:
「吠えたり噛んだりすることは、本来、生後半年くらいまでの幼少期をかけて、親犬やコミュニティの中で習っていくものです。また、排泄に関してはもともとの犬のルールとはだいぶ違うことを覚える必要があります。
例えるなら、日本語をまだ習っている途中の小学生が急に海外で暮らすことになり、外国語や海外の習慣に慣れる必要がある、といった感じでしょうか。
その場合、親と子は少なくとも言葉(日本語)が通じるのでアドバイスができますが、犬だとそれも通じないため、教えることがより難しいことは想像がつくでしょう」
原先生:
「犬は最初、何がダメで何がいいのかの判断もつかない中で、少しずつ経験して覚えていきます。
我々からしたら『なんでこんなことするの!? 嫌がらせ?』と思うようなことも、犬たちはまだ良い悪いを知るために試している最中だと考えるようにしてみてはどうでしょうか。
『なんでこんなことするの?』と叱るのではなく、『こうしてくれたら嬉しいな』というのを、ご褒美などを使って時間をかけて伝えてあげましょう」
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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