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犬の老いとどう向き合う? 犬の平均寿命が高くなった理由

近年、人と暮らす犬たちの高齢化が進んでいるといわれています。では、長生きをする犬たちが増えているのにはどのような理由があるのでしょうか。

「犬の平均寿命が高くなった理由」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

犬の平均寿命は延び続けている

愛犬の老いとどう向き合う? 犬の平均寿命が高くなった理由 いぬのきもち
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犬は7歳を過ぎるとシニア期ともいわれることがありますが、一般社団法人ペットフード協会による令和4年(2022年) 全国犬猫飼育実態調査によれば、犬全体の平均寿命は14.76歳で、超小型犬では15.31歳、小型犬では14.28歳、中〜大型犬では13.81歳という結果で、平成22年(2010年)以来、犬の平均寿命は延びているそうです。(※)

犬の平均寿命が延びている理由

愛犬の老いとどう向き合う? 犬の平均寿命が高くなった理由 いぬのきもち
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人と暮らす犬たちの平均寿命が延びているのは、
  • 飼い主の意識が高まり、フィラリアの予防が徹底されるようになったから

  • 体調不良がみられた際に早めに動物病院を受診する人が増えたから

  • 健康診断(定期健診)が普及して、病気の早期発見に繋がっているから

  • 動物病院の診療科目などの専門性が高まることによって獣医療が発展したから

などの理由が考えられます。

犬の高齢化で愛犬との暮らし方が変わってきている

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犬の高齢化によって、愛犬の介護や療養中のお世話などが必要になってくることもあるでしょう。飼い主さんが自宅で愛犬のケアをする時間も増えていると思います。

このように、犬の高齢化で愛犬との暮らし方が変わってきているともいえるでしょう。

愛犬の老いとどう向き合う?

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犬の老いを避けることはできません。年齢を重ねてシニア期を迎えた愛犬が寝たきりになった場合、愛犬のお世話でつきっきりになる時間が増えていきます。

愛犬の介護の全てを飼い主さんご自身で行うのも立派だと思いますが、ときには動物病院や獣医師、訪問ケア、ケア施設などを頼るのも、愛犬の介護における1つの選択肢であることを知っていただきたいです。

愛犬にはいつまでも元気でいてほしいですが、犬は人よりも寿命が短く、早く歳をとっていきます。愛犬が高齢になったときにどう向き合うかを考えておくことは大切ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
(※)参考/一般社団法人ペットフード協会「令和4年 全国犬猫飼育実態調査」
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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