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幸せそうな寝顔が愛おしい! 「飼い主の腕枕で眠る」犬の心理|獣医師解説

動けないけれど幸せ…!
腕枕で眠るももちゃん
「腕まくらで眠る可愛いお犬のために体動かせないでいる飼い主」
@momonosekaiii
「腕まくらで眠る可愛いお犬のために体動かせないでいる飼い主」と投稿されたこちらの一枚。Twitterユーザー@momonosekaiiiさんの愛犬・ももちゃん(取材当時4才)です。

とある日、飼い主さんがソファに座っていると、ももちゃんが隣に座ってきたのだそう。ももちゃんのほうに腕を差し出してみると、ももちゃんは腕に「あご乗せ」をしてきて、そのままスヤスヤと眠ってしまったのだとか!

このときの出来事について飼い主さんに話を聞くと、「可愛いかったので、腕を動かすことができなくなり、しばらくももを乗せたままでいました」と話していました。共感できる犬の飼い主さんも多いのではないでしょうか?

この投稿を見たTwitterユーザーからは、「腕が痺れるまでじーっと我慢しちゃうんですよね」「しばらくの辛抱を!」「こんなんされたら涙出る」などさまざまなコメントが寄せられていました。

ももちゃんは、自分の感情に素直なコ♪

抱っこされるももちゃん
@momonosekaiii
飼い主さんによると、「ももちゃんがくっついてきて動けない」ということは度々あるのだそう。落ちついていて眠いときに、家族の手や足などを枕にして眠ることがあるのだそうです。
飼い主さん:
「ももはいつも自分の感情に素直です。ひとりでいたいときは誰にも絡まず、ひとりの時間を大切にしているコです。なので、あのように家族に近寄ってくっついてくるときは、気持ちも落ちついているときなのだと思います。

ふわふわであたたかいももの体や寝顔は、可愛くて最高の癒しですね」

【獣医師解説】「飼い主さんの腕枕で眠る」犬の心理は?

見上げるももちゃん
@momonosekaiii
飼い主さんの腕にあご乗せをして、腕枕をしてもらう体勢で寝ていたももちゃん。このとき、どのような心理だったと考えられるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
岡本先生:
「今回のももちゃんの様子を見ると、『飼い主さんの体温と匂いに安心した』『腕の段差が寝るのにちょうどよかった』という心理だったのではと考えられます。

ももちゃんだけでなく、飼い主さんの腕にあごを乗せて眠るのが好きなコもいるでしょう。犬にとって飼い主さんの腕枕は、信頼している相手とくっつくことでリラックスできるため、好きなのだと思います。また、匂いや体温が心地いいという理由もあるでしょう。

特に甘えん坊なコは、飼い主さんの腕枕で眠るのが好きな傾向にあるのではないかと思います」
見つめるももちゃん
@momonosekaiii
家族に対してはとても忠実だというももちゃん。人見知りな一面があり、知らない人には警戒した様子を見せることもあるそうですが、飼い主さんご家族のことを信頼してくれていて「大好き」というのが伝わるといいます。

大好きな飼い主さんの腕枕で眠る時間は、ももちゃんにとって幸せのひとときなのでしょうね。
写真提供・取材協力/Twitter(@momonosekaiiiさん)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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