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愛犬が“シニア”になったら見直したい「散歩の仕方やルートのポイント」

犬を飼育するうえで、欠かせないお世話のひとつが散歩です。愛犬がシニアと呼ばれる年齢になっても、毎日元気に散歩をしたいものですよね。
そこで今回は、シニア期にさしかかった愛犬にしてあげたい散歩の見直しポイントを、犬の訪問ケア「ドッグケア スマイル」を主宰する清水佐知子先生に伺いました。

自然の凸凹道を歩かせよう

Mix(中型犬)のあおくん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
シニア期の犬は、散歩の「量」よりも「質」を重視しましょう。
落ち葉が積もった場所、丈の高い草むらの中、地表に木の根が出ているようなゴツゴツとした道など、自然にできた凸凹道を積極的に歩かせてください。このような道だと、犬は足を上げて歩くため、関節の可動域維持に役立ちます。

散歩ルートに上り坂を加えよう

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの琉羽来くん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
一般的に、犬は後ろ足から衰えていくといわれています。上り坂の散歩は、後ろ足を鍛えるのにとても効果的です。ただ、坂を上がるときに下を向いていると、効果が半減してしまうので、飼い主さんが半歩前を歩いて愛犬の名前を呼ぶなどして、目線を上げて歩かせてあげましょう。

散歩前にストレッチをしよう

柴のこむぎちゃん♪
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
年齢を重ねた犬は、“伸び”の体勢をとることが難しくなるケースがあります。犬は伸びができないと、体がこり固まりやすくなってしまうため、散歩前には飼い主さんがストレッチをしてあげるのがおすすめです。

簡単なストレッチのやり方

散歩の前に、愛犬を飼い主さんのひざの上で抱きかかえ、 前足のひじや後ろ足のひざを、そっと押すイメージで伸ばしてあげるとよいでしょう。

ただ、足腰などに疾患がある場合は、獣医師に相談してから行うようにしましょう。また、循環器や呼吸器に疾患がある場合は、ストレッチの際仰向けにするのは避けてください。
散歩の時間は、飼い主さんにとっても愛犬にとっても、とても大切なひとときです。いつまでも楽しく散歩ができるように、愛犬がシニア期に突入したら、散歩のルートやストレッチの方法などを見直してみましょう。
お話を伺った先生/清水佐知子先生(犬の訪問ケア「ドッグケア スマイル」主宰 動物看護師 ペットケアマネージャー)
参考/「いぬのきもち」2023年5月号『老いのサインに気づいたときが見直しどき 先手を打つ! シニア犬のお世話術』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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