犬と暮らす
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飼い主さんたちにも理解できない⁉ 犬たちの「謎のこだわり」を調査
愛犬が「謎のこだわり」を見せると回答した飼い主さんは約7割!
飼い主さんに聞きました!愛犬が見せた”理解不能な謎のこだわり”とは?
- 「ご飯のときのお皿。違うお皿で出すとフリーズして、私の顔とお皿を何度も見ます。定期的にお皿を購入しているのですが、毎回大変です」
- 「自分のご飯が終了したら、毎日必ず、飼い主の父親の両足を満足するまでベロベロすること。靴下を履いていたら、『はよ脱げ』と催促する。父親以外には、はだしだったらするけれど催促まではしない(笑)」
- 「おもちゃを全部出してからその日のお気に入りを決めて、そのおもちゃだけで遊びます」
- 「ハウスに置いていいものが決まっていて、それ以外のおもちゃやものを入れるとわざわざ外に出します。お気に入りのぬいぐるみ3つまでしかゆるされていません(笑)」
- 「ソファや飼い主のベッド、家具のすき間などで眠るとき、なぜか自身の前足か後ろ足どちらかの肉球を壁や飼い主の体、ソファの背もたれに左右ピトッとくっつけて寝る。ゴロンとして距離が届かないと、がんばってピーンと足を伸ばしたり、寝返りしながら近づいてきたりして、ピトッとくっついて落ち着くとそのまま寝息をたてて寝る」
- 「ウンチの前にくるくる回る。寝る位置をほりほり」
- 「必ず寝る前におもちゃをカミカミします。カミカミが始まると、そろそろおやすみタイムだなってわかるのでいいです」
【獣医師解説】犬が何かにこだわる理由とその対応方法
――ご飯の食べ方や寝場所など、飼い主さんにとって”愛犬が謎のこだわりを見せる”と感じることは多いのでしょうか?また、犬が何かにこだわる理由を教えてください。
白山先生:
「それぞれの性格によるかと思いますが、こだわりをもつ犬は多いでしょう。犬が何かにこだわる理由としては、身の安全を確保するためであったり、安心感を得るためであったり、体質や性格などが関係していると思われます。そのほか、ストレスや不快感から逃れるためや、快適に生活するための行動、本能的な行動ということも考えられます」
――犬が何かにこだわっている場合、放置していても特に問題はないのでしょうか?何か飼い主さんが対応すべきことはありますか?
白山先生:
「飼い主さんとの生活や周囲の方への迷惑になるようなことでなければ、無理にやめさせたりする必要はないでしょう。愛犬のこだわりが、生活上困ったことにつながる場合には、その行動を愛犬がとらなくても済むような対応をしてあげましょう。
また、こだわりの行動をする場所やものなどが、愛犬にとって危なくないように注意してあげることも大切です」
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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