1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しつけ
  4. トイレ
  5. 犬がおしっこを失敗するのはなぜ? 理由と対処法

犬と暮らす

UP DATE

犬がおしっこを失敗するのはなぜ? 理由と対処法

愛犬が室内でおしっこを失敗してしまうと、トイレスペースの汚れや臭いが気になるものですよね。

では、トイレの場所をすでに覚えている犬がおしっこを失敗する場合、何か理由があるのでしょうか? また、犬はわざとおしっこをはみ出したり失敗することはあるのでしょうか?

「犬がおしっこを失敗する理由と対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬がおしっこを失敗する理由

愛犬がおしっこを失敗するのはなぜ? 理由と対処法 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬が決められたトイレスペース以外の場所でおしっこをしたとき、どうして失敗したのか疑問に思われたことはありませんか?

犬がおしっこを失敗する場合、その理由として、
  • 泌尿器の病気がある

  • 糖尿病やクッシング症候群などの病気から多飲・多尿の状態である

  • 体に痛みがある

  • 加齢によるもの

  • トイレの認識が曖昧になってしまった

などが考えられます。

犬のおしっこの失敗に対する基本の対処法

愛犬がおしっこを失敗するのはなぜ? 理由と対処法 いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬がおしっこを失敗するようになった場合、状況によって必要な対応が変わってきます。では、3つの基本の対処法についてみていきましょう。

①急におしっこを失敗するようになった場合

普段からきちんとトイレで排泄できる犬が急におしっこを失敗するようになった場合は、まずはかかりつけの動物病院を受診して、病的な要因がないかを診てもらいましょう。

②トイレの場所の認識が曖昧になってしまった場合

トイレの場所の認識が曖昧になってしまっている犬の場合は、子犬のときと同様に1からトイレトレーニングをする必要があります。失敗せずに成功したらすぐに褒めることができる環境作りを整えましょう。

トイレを成功できるようになるまでは、基本的にはクレートやケージ内で生活をさせながらトイレサークルとの行き来を飼い主さんがサポートするなど、行動を制限する必要もあるでしょう。

③仕方なく排泄を失敗してしまう場合

病気や加齢などから仕方なく排泄を失敗してしまう犬の場合は、治療をすることで失敗しなくなること、あるいは失敗しにくくなることもあります。

トイレの失敗と付き合っていかなくてはならない病気や体の状態の場合では、トイレと寝床の距離を近づけたりおむつを使用するのも選択肢のひとつです。

注目してほしくてわざとおしっこを失敗する犬もいる?

いぬのきもち投稿写真ギャラリー
飼い主さんのなかには「愛犬がわざとおしっこを失敗したり、トイレから少しはみ出してする」と感じている人もいるようです。

このようなケースでは、トイレを失敗した時に「だめよ。」などと声をかけてもらったり、過去におしっこを失敗することで注目されたという経験から、飼い主さんの気を引きたくて失敗していることも考えられます。

わざとトイレを失敗する犬の対処法としては、トイレを失敗したときは注目せずに、成功したときにめいいっぱい褒めてご褒美を与えてあげましょう。

トイレの失敗でお悩みの方は参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る