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「ありがとう!」「ごめんね」「あとでね」愛犬に気持ちを伝える方法をプロが教えます

飼い主さんなら誰しも愛犬に自分の気持ちを伝えて心を通い合わせたいと思うはず。ちょっとの心がけで今よりもっと気持ちが伝わる方法を、獣医学博士の増田宏司先生が教えてくれました。よりよい関係づくりに役立ててみてください。

「ごめんね!」と伝えたい!

●気持ちを込めすぎず、軽~くひと声かけて

愛犬にぶつかってしまったときなど、謝りたい気持ちを伝えるときは軽く声をかけるだけでOK。過剰に感情を入れて「ごめんねー!」と言うと、愛犬が興奮しすぎることがあります。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ

「落ち着いて」と伝えたい!

●飼い主さんは騒がず、注目させてから指示を出す

愛犬が興奮しているときは、「静かに!」などと大きな声で言うのは逆効果。飼い主さんが騒がず冷静に「落ち着いて」と声をかけ、愛犬が飼い主さんに注目したら、オスワリなどの指示を出して、落ち着かせましょう。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ

「あとでね」と伝えたい!

●愛犬にかまえないときは毎回ハウスに入れて

リモート会議などで、愛犬に「あとでね」と伝えたいときはハウスに入れ、飼い主さんがかまえるタイミングになったら出して相手をしましょう。繰り返すことで、「ハウスに入ったらかまってもらえないけど、あとでかまってもらえる」を覚えていきます。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ

「もう終わり」と伝えたい!

●愛犬がまだ楽しく遊んでいるときに終わりと声がけを

飼い主さんが主導で遊びを終わらせたと愛犬に認識させるため、愛犬が飽きたタイミングではなく、おもちゃで楽しく遊んでいる最中に「おしまい」と声がけをして終わらせて。繰り返すと、愛犬が終わりを認識できるようになります。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ

「その調子♪」と伝えたい!

●気が散らない程度に声がけを

トレーニングがうまくできているときや、知育おもちゃで上手に遊べているときは、愛犬の集中力を妨げない程度に声がけを。愛犬は飼い主さんに見てもらえているとわかるので、やる気が維持できます。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ

「ありがとう!」と伝えたい!

●動きは少なく、でも声は明るく!

留守番などで愛犬を長時間待たせたときなどにありがとうと伝えるときは、動きを大げさにしすぎると、興奮しすぎてしまうので控えめに、でも声は明るく感謝を込めて言うと伝わります。
イラスト/髙橋マサエ
イラスト/髙橋マサエ
「犬は些細な変化に気づく動物です。とくに飼い主さんの声のトーンや言葉の速さ、表情の変化を敏感に読みとるといわれています」(増田先生)。愛犬に気持ちを伝える際に意識してみてくださいね!
お話を伺った先生/獣医師。博士(獣医学)。東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生
参考/「いぬのきもち」2023年6月号『愛犬への気持ちの伝え方』
イラスト/髙橋マサエ
文/いぬのきもち編集室
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