犬と暮らす
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おなかが鳴る、歯ぎしり、ヒート 注意が必要な犬の生理現象とは?
おなかが鳴る
こんなときは要注意!
腹鳴に加えて、お尻を上げて上半身はフセのような伸びの姿勢が見られるようであれば、腹痛や気持ち悪さを感じているおそれが。自律神経の異常が原因のこともあるため、動物病院を受診しましょう。
・回数が多い
ふだんに比べて回数が多い場合は、誤食のおそれも。異物が腸を通過しきれず、それを押し出そうと腸が活発に動くことで、腹鳴が起こります。注意が必要なため、エコー検査やレントゲン検査で確認を。
歯ぎしりをする
こんなときは要注意!
犬用ガムなど何か物をかじっているわけでもないのに、ギシギシときしむような音がするときは、歯周病やあごの筋肉のゆるみなどによって、歯がずれて嚙み合わせが悪くなっているおそれが。
・回数が増える
歯やあごなどに痛みを抱えて、その部分をかばおうとしていることによって、歯ぎしりが起きているケースも。急に増えたなと思ったら、異常がないか動物病院で診てもらいましょう。
メスの発情
こんなときは要注意!
出血が1か月半以上続く、出血は終わったものの陰部が腫れぼったい状態が続いているようなときは、卵巣腫瘍の疑いがあります。
・元気がなくなる/食欲が落ちる/おなかが大きくなる
7才以上の避妊をしていないメスに多い子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)。元気がなくなる、食欲が落ちる、水をよく飲む、おなかが大きくなる、まれに熱が出るなどの症状があり、放っておくと命にかかわります。ヒートが終わって1か月後くらいに症状があらわれることが多いため、この時期も注意しましょう。
オスの発情は心配無用
参考/「いぬのきもち」2022年11月号『おなら げっぷ いびき……もしかしてキケンかも 病気が潜む生理現象』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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