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ハウスからトイレはどれくらい離すといい? 正しいお世話の目安を数字でチェック!

たとえば部屋の温度やトイレのサイズなど、愛犬のお世話について、量や頻度が正しいのか不安になることはありませんか? そんな飼い主さんのために、うちのコにぴったりのお世話の量や回数がひと目でパッとわかって覚えやすいよう、日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクターの戸田美由紀先生に、その目安を「数字」で教えていただきました。
愛犬の「ちょうどいい」を探るヒントにしてくださいね。
イラスト/山村真代
イラスト/山村真代

生活環境の「目安」を数字で知ろう!

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●部屋の環境の目安●
犬によって個体差があるので、愛犬の様子を見ながら加減することが大切ですが、目安は室温25℃前後、湿度50%前後が目安。夏は室温を低めに設定しても暑がる犬や、冬はあたたかめに設定しても寒がる犬もいますので、愛犬がリラックスして寝ているかを基準にこまめに調整するとよいでしょう。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●首輪のゆとりの目安●
愛犬が窮屈でなく、かつ首輪が抜けないためには愛犬の首と首輪の間に飼い主さんの指が2本入るぐらいが目安です。換毛期やトリミングで被毛が減ったあとはゆるみやすいので、都度チェックする習慣をつけておくと安心です。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●水入れの数の目安●
水は愛犬の生存に不可欠なもの。愛犬が積極的に水分摂取できるよう、水にアクセスしやすい環境を整えましょう。置く水入れの数は、愛犬がこぼした場合に備えて2個以上が安心です。ちなみにペットボトル型の給水器を使っている場合は、がぶがぶ飲めるボウルタイプも併用しましょう。

トイレ環境の「目安」を数字で知ろう!

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●トイレのサイズの目安●

はみ出し防止のためにも、愛犬用のトイレは体より大きいサイズにするのがおすすめです。
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超小型犬は約1200㎠(レギュラー)以上~
小・中型犬は約2750㎠(ワイド)以上~
大型犬は約5400㎠(ラージ)以上~
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大きめのトイレのほうが排泄しやすく、そそうやはみ出し予防にもなるので、体より大きいサイズを選びましょう。超小型犬はレギュラー、小・中型犬はワイド、大型犬はラージサイズ以上のトイレがおすすめです。
撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
●ハウスからトイレまでの距離の目安●
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超小型犬は90㎝以上~
小・中型犬は45㎝以上~
大型犬は60㎝以上~
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犬は嗅覚がすぐれているので、寝床との距離が近すぎると、ニオイが気になってリラックスできません。生活環境で異なりますが、ハウスからトイレまでの間隔は使っているトイレの短辺×1.5㎝を目安にあけておくとよいでしょう。
いかがでしたか? 愛犬の生活環境が適切に用意できているか心配になったときは、以上を参考に見直してみましょう。ただしご紹介した数字はあくまでも目安ですので、まずはこれらの数字を基準に、試行錯誤しながらあなたの愛犬だけにぴったりのお世話の量を見つけてあげてくださいね。

参考/『いぬのきもち』2022年4月号「数字でわかる! 愛犬のお世話」
監修/日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター、DOG IN TOTAL主宰 戸田美由紀先生
イラスト/山村真代
撮影/尾﨑たまき
文/いぬのきもち編集室

※記事内でご紹介している数字は、監修の先生の見解による参考値です。犬にはそれぞれ個体差があり、具体的な数字はその犬の性格や健康状態、体調、環境によって異なりますので、あくまでも目安のひとつとしてご利用ください。
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