毎日を一緒に過ごす愛犬だから、その関係はよくありたいもの。愛犬との絆を深めるために一日の終わりにできる習慣を、英国APDT認定ペットドッグトレーナーで獣医師の藤本聖香先生に教えていただきました。
リラックスしやすい夜の時間帯におすすめの習慣
夜は1日の中でも比較的に時間にゆとりがありリラックスしやすいとき。夜の時間帯は、愛犬の「大好き」を引き寄せるゴールデンタイムです。できるところから取り入れてみてください。
その日の出来事を愛犬に語りかける
言葉が通じなくても、心を通わすことで愛犬と仲よくなることはできます。犬は、飼い主さんが発する調子やかもし出す雰囲気で、「今日はうれしそう!」「落ち込んでいるかも?」などと察します。毎日心を通わせていれば、お互いに理解し合える唯一無二の仲になれるので、習慣にすることをおすすめします。
5分だけでも夜散歩を楽しむ
日中留守番をしている犬は、飼い主さんと楽しい散歩に行く時間を待ち遠しく思っています。たとえ遅く帰ってきても、短い時間でいいので犬を散歩に連れ出して、留守番中の退屈な気分をリフレッシュさせてあげましょう。そうすれば、留守番中も犬が飼い主さんのことを思ってワクワクできます。
日干ししたふかふかの寝床を用意する
犬はやわらかい場所が大好きです。定期的に日干ししたり、フワフワのブランケットをベッドにかけたりすると、犬はよく眠れるでしょう。
ふかふかの寝床を用意してくれた飼い主さんにもいい印象がついて、もっと好きになってくれるはずです。
寝る前に「おやすみ」とやさしく声をかえる
寝る前にあいさつする習慣があると、犬は「これから寝る時間だ」とわかります。これを習慣にすることで、いっしょにいた時間から1頭で過ごす時間に切り替えることができ、メリハリのあるいい関係が築けるでしょう。
それと同時に、飼い主さんの優しい声を聞いて安心して寝ることができます。
飼い主さんが愛犬に向き合う時間をつくれば、犬もわかってくれるはず。愛犬との絆を深めたい人は、気になるものから取り入れてみてください。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国 APDT 認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2021年1月号『2021年は……もっと絆を深めたい! 朝昼夜いつでも! 愛犬の“大好き”を引き寄せる♡ 21の習慣』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。