犬と暮らす
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犬に服・靴は必要? 賛否両論あるお世話について獣医師が解説
今回はそのなかから「犬に服や靴は必要?」「いぬ友は必要?」というテーマを取り上げ、調査結果とともに、獣医師の石田陽子先生のアドバイスをご紹介します。
犬に服・靴は必要?
犬に服は必要という意見が約6割
【必要派の意見】
・うちのコはアレルギーで体をかいてしまうので必須
・防虫効果や毛の飛び散り防止など、機能性が魅力を感じる
【不要派の意見】
・体温調節がうまくできなくなりそう
・犬種によって必要だと思うが、愛犬が嫌がるので
犬に靴は不要という意見がやや多い結果に
【必要派の意見】
・シニア犬になって足を引きずるようになり、ケガ予防のために履かせている
・雪の多い地域だと雪玉がついて大変だから
【不要派の意見】
・靴を履かせないと危ないところにそもそも行かないし、災害時は愛犬をリュックに入れると決めている
・肉球で地面の感覚を覚えていると思うし、肉球が弱くなりそうだから
【獣医師のアドバイス】必要に応じて活用するのはOK
ただ、長時間着せたまま、履かせたままだと、被毛や皮膚を傷めるので避けるようにしましょう。
「いぬ友」は必要?
半数が「必要」という結果に
【必要派の意見】
・いぬ友同士で「震災や病気のとき、大丈夫な人が犬を預かる」と約束していて心強い
・しつけやフード、動物病院などの情報交換ができる
【不要派の意見】
・飼い主同士のトラブルに巻き込まれるなど、つきあいが面倒
・情報交換ができるのはいいが、わざわざつくる必要はない
【獣医師のアドバイス】ほかの犬とのふれあいも必要、でもトラブルに注意
無理に仲よくさせようとしてトラブルになるケースもあるので、慎重に見きわめましょう。
参考・写真/「いぬのきもち」2024年12月号『みんなの意見に「なるほど」がいっぱい! 賛否両論あるお世話、これって必要? 不要?』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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