1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. しぐさ・生態
  4. 【調査】飼い主を起こしにくる犬はどれくらい?犬の行動からわかる心理を獣医師が解説!

犬と暮らす

UP DATE

【調査】飼い主を起こしにくる犬はどれくらい?犬の行動からわかる心理を獣医師が解説!

飼い主さんが寝ていると、犬は“あの手この手”を使って起こしにくる……?

【調査】飼い主さんが寝ているときに、愛犬が起こしにくることがある?

飼い主さんが寝ているときに、愛犬が起こしにくることはありますか?
※2025年3月実施「いぬのきもちアプリ」内アンケート調査 (回答者数 206人)
寝ている飼い主さんを起こしにくる犬に関するアンケート(いぬのきもちWEB MAGAZINE)
いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん206名に「飼い主さんが寝ているときに、愛犬が起こしにくることがあるか」アンケート調査をしました。すると、今回の調査では飼い主さんの74%が該当する結果に。

【体験談】犬はどんなふうに飼い主さんのことを起こすの?

おもちゃをくわえる柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
実際に、犬たちはどのようなしぐさや行動で飼い主さんを起こすのでしょうか? 飼い主さんたちに体験談を聞きました。

鳴いたり唸ったりする

  • 「愛犬はクレートで寝ているので、起きると吠えます」

  • 「『ヴ〜ン』って呼ぶ」

  • 「近くまで来て足をドタドタと踏み鳴らして地団駄を踏んで、少し吠えるようなしぐさをして起こしてくる」

  • 「近くに来て唸ったり、アゴを置いてきたり、地団駄踏んだりします」

  • 「うちはサークル内で寝かせてるので、クゥーンクンと鳴くか、ぴょんぴょんジャンプして音を出したり、おもちゃを落として音を出したりなどして起こしにきます」

顔をなめてくる

  • 「顔をなめて起こします。たまに時間が早すぎて困るときもありますが、目覚まし時計並にいい仕事してくれます」

  • 「顔をなめる。起こされたくなくて布団をかぶると、手でかいてめくり、手を引っ張る」

  • 「夜中や明け方にオシッコがしたくなると、顔をなめて起こします」

  • 「顔のそば(ほぼゼロ距離)で鼻息荒くガン見しつつ、顔をひとなめして様子見し、起きるまでひたすら繰り返す」

前足でちょんちょんしたり、叩いてきたりする

  • 「最初は甘えた声で鳴いて、それでも起きなかったときは手でちょんちょんしてくる」

  • 「毎朝お父さんの仕事の時間になると、顔を叩いて起こすそうです。母は起こされたことありません」

  • 「寒いとき、布団に入れてほしいと頭や肩などを叩いてくる」

  • 「休みの日にいつもの時間に起きないと、頭をかかれる」

鼻先でちょんちょんする

  • 「散歩や食事の時間になると、私の鼻に自分の鼻をチョンチョンつけてきます」

  • 「休日少し遅くまで寝ていると鼻ツン攻撃で起こされます」

  • 「寝ていると手や頬を鼻でツンツンしてくる。それでも起きないとそっと手の近くにおもちゃを置いていく。隣でお座りして待っている」

  • 「おててでちょいちょいして、起きなければ濡れて冷たいお鼻を人の首筋とかに付けてきて、それでも起きないときはおててで人の体をホリホリします(弱からはじめて徐々に強く掘ります)。それでも起きなければ一緒に寝てくれます」

じっと見つめてくる

  • 「スンッと鼻を鳴らし、じーーーーっと座って私の顔を眺めてます。気配で起きる感じです」

  • 「ふと視線を感じて目を覚ますと、ただただジッと見つめている」

  • 「ベット脇に来てクゥーンと鳴きながら、見てます」

  • 「眼力で起こされます。体に触れてきたり、声を出すことがないので、いつからいたのかがわからないのが可哀想ですね…」

  • 「夜寝てるときに、足元で寝てたのに布団に入りたくて、じっとこちらを見てるので視線を感じて起きたら、布団に入って来て寝ます」

飼い主さんの上に乗ってくる

  • 「布団の上に乗って顔のところまでトコトコ歩いてきて、チュッてしてくる」

  • 「小型犬ですが、ドスッとお腹の上に乗ってきて顔周りをペロペロなめまわし、それでも反応しないと耳元でワンワン吠えます」

  • 「私の体にドンッと勢いよく登ってきます」

  • 「朝、ケージから出したら隣の部屋の主人の布団に跳び乗ってはしゃいで挨拶して起こします」

  • 「顔の上に乗っかってきて、踏んづけても起きなければペロペロして意地でも起こす」

飼い主さんを起こす犬の行動は、ほかにも!

  • 「寝室にもトイレがあるのですが、リビングのトイレがいいみたいで、朝方寝室の扉をガリガリします。取っ手にも手をかけてガチャガチャします。最悪はフローリングを音を立てて歩き回ります」

  • 「一緒に寝ているときに、水を飲みたいときは手をなめてきます!」

  • 「枕元に立つ、枕元を行ったり来たりする」

  • 「枕の空いているスペースに無理やり座る」

  • 「ドアの前でクルクル回って教えてくれる」

【獣医師解説】飼い主さんを起こすしぐさ・行動からわかる犬の心理

笑顔のポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬はどのような理由で、寝ている飼い主さんを起こしにくるのでしょうか。また、飼い主さんを起こすときの犬のしぐさ・行動からは、どのような特徴が読み取れるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
山口先生:
「犬が飼い主さんを起こしにくる理由はさまざまでしょう。たとえば、下記のようなことが考えられます。

・飼い主さんに何かしてほしいとき
・不安なとき
・知らせたいことがあるとき

アンケート調査の結果、犬はさまざまなしぐさや行動で飼い主さんを起こしているのがうかがえました。飼い主さんの起こし方は、犬の性格によっても特徴があらわれているかもしれません。

たとえば、控えめな性格のコは鼻先で飼い主さんをつつくなど、アピールも控えめといえるでしょう。甘え上手なコはまず飼い主さんのことをなめて、飼い主さんが目を開けたら見つめるかもしれません。

また、アクティブなコは起こし方も激しいでしょうし、根気のあるコは飼い主さんが起きるまでトライし続けるかもしれませんね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
いぬのきもちWEB MAGAZINE『寝ている飼い主さんを起こしにくる犬に関するアンケート』
※飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年4月時点の情報です。
取材・文/柴田おまめ
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る