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気温・湿度が上がる季節に必見!犬の熱中症予防と暑さ対策チェック!

愛犬の暑さ対策の準備はできていますか? 犬の熱中症対策は気温や湿度が上がってくる4月下旬~5月頃にはしっかり行なっていきましょう。

「犬の熱中症の症状と予防・対処法」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬の熱中症とは?

愛犬の熱中症予防と暑さ対策はGW頃から万全に! 犬の熱中症の症状と対処法 柴犬 いぬのきもち
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犬の熱中症とは、高温多湿な環境で過ごしたり、暑いなかで運動をすることで体温調節が追いつかず、過度に犬の体温が上昇してしまうことをいいます。

犬種によって変わってきますが、一般的に気温が22度以上で湿度が60%を超えると犬の熱中症のリスクが高まるといわれています。

犬の熱中症の症状

愛犬の熱中症予防と暑さ対策はGW頃から万全に! 犬の熱中症の症状と対処法 ミニチュア・ダックスフンド いぬのきもち
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犬が熱中症になると、激しいパンティング、流涎(よだれを垂らす)、ふらつき、意識障害、虚脱、痙攣などを引き起こします。

愛犬に熱中症の症状がみられたときの対処法

愛犬の熱中症予防と暑さ対策はGW頃から万全に! 犬の熱中症の症状と対処法 ゴールデン・レトリーバー いぬのきもち
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愛犬に熱中症と思われる症状があるときは、元気がある場合は速やかに水を飲ませて、涼しい場所に移動して様子をみてください。

犬がふらつく、立てない、意識がもうろうとしている、水が飲めないという場合は特に注意が必要です。これらの症状がみられたら早急に動物病院を受診してください。

犬の体を冷やす場合は、首、内股、脇など、太い血管が体表に近い場所、被毛の薄い場所を冷やすのが効果的です。

犬の熱中症対策がGW頃から必要となる理由

愛犬の熱中症予防と暑さ対策はGW頃から万全に! 犬の熱中症の症状と対処法 ポメラニアン いぬのきもち
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4月下旬〜5月になるゴールデンウィークの頃から犬の熱中症対策が必要になる理由としては、
  • お出かけをして環境が変わったり興奮することが増える

  • まだ犬の体が暑さに慣れていない

  • 時期的に冷房を使い始めていない頃に室温が思いのほか上昇してしまう

といったことで犬が熱中症を起こしてしまうケースがあるからです。

このため、犬の体が慣れていない暑い日は、暑い時間帯を避けて運動・散歩をしたり、散歩中はこまめに水分補給をすることや休憩を挟むことが大切です。

愛犬に無理をさせないことを心がけましょう

これから散歩やお出かけのしやすいシーズンになりますが、無理をせずに愛犬のペースに合わせてあげてください。

保冷剤を首に巻くバンダナやネッククーラー、体を冷やすことができるウェアなどの犬用クールグッズを使用するのもよいでしょう。

気温や湿度が高くなってくる時季だからこそ、愛犬のために熱中症予防や暑さ対策をしてあげてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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