犬と暮らす
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まるで「楽しい夢」を見ているみたい? しっぽを振りながらお昼寝する犬の姿からわかること|獣医師解説
白い動くもののほうに目を向けると、お昼寝中の愛犬・こまちちゃん(撮影時6才/柴犬)が楽しそうにしっぽをフリフリと振っていたのだそうです。
しっぽの動きにキュン
こまちちゃんの可愛らしいお昼寝姿には、Instagramユーザーから「楽しい夢見てるんだろぅなぁ」「寝てても癒やしを与えてくれる 可愛すぎて神」「夢の中でも幸せでかわいい」「可愛い超えて、かんわいい」などのコメントが。
また、14.9万件以上の「いいね」がつくなど、大きな反響を呼んでいました。
当時の出来事について、飼い主さんに聞いた!
今回は「早く撮らなきゃ」と思って急いで撮影したところ、あのような可愛らしい瞬間を動画におさめることができたといいます。
「前日に私たちは、日本犬が集まるイベントに参加していました。こまちはそこでたくさんのお友達に会ったり、食いしん坊なのでいっぱい試食したりしたのが楽しかったのかな、なんて思いました」
【獣医師解説】しっぽを振りながら眠る犬の心理
「犬も人と同じように、睡眠中は性質の異なる2種類の眠りを交互に繰り返していると考えられています。1つは浅い眠りの『レム睡眠』で、もう1つは深い眠りの『ノンレム睡眠』です。
犬は、一見寝ているように見えて脳が活性化しているレム睡眠の割合が多くを占めています。このときに体の一部が勝手に動いたり、キュンキュン鳴いたりします。夢を見ていて、しっぽを振っている可能性もあるかと思います。また、脳が活性化しているレム睡眠中は、記憶を整理したり定着させるといわれてます。
今回のこまちちゃんは、前日にイベントに参加したりと『いつもと違った刺激があった』ことで、よりしっぽを振りやすい状況になっていたのかもしれませんね」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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