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犬の体に負担をかけない「洋服の着せ方・脱がせ方」を獣医師に聞いた

冬になると寒さ対策で愛犬に洋服を着せる機会が多くなるという飼い主さんも多いようです。

では、愛犬に洋服を着せる際、どのように脱ぎ着をさせてあげるとよいのでしょうか。

「犬の体に負担をかけない洋服の着せ方脱がせ方」について、いぬのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に話を聞きました。

犬に洋服を着せる目的

犬の体に負担をかけない洋服の着せ方・脱がせ方を獣医師に聞いた いぬのきもち
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犬に洋服を着せる場合にはさまざまな理由があります。

犬服というとおしゃれをイメージされる方がいらっしゃるかもしれませんが、おしゃれの目的以外にも
  • 抜け毛防止

  • 寒さ対策

  • 手術後の傷跡や怪我をなめないようにするため

  • アウトドアなどで皮膚を外からの刺激から守るため

などの理由で犬に洋服を着せる場面もあるでしょう。

犬の体に負担をかけない洋服の着せ方脱がせ方

犬の体に負担をかけない洋服の着せ方・脱がせ方を獣医師に聞いた いぬのきもち
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ではここからは、犬の体に負担をかけない洋服の脱ぎ着の仕方についてお話ししていきます。

今回は、犬の前足だけを入れるタイプと4本全ての足を入れるタイプの脱ぎ着についてみていきましょう。

①2本の前足を入れる犬服の着せ方脱がせ方

犬の前足だけを入れるタンクトップやTシャツタイプの洋服の脱ぎ着では、前足が袖に引っかからないようにすることが大切です。

犬服の袖の部分にある足先が出る側から、飼い主さんがあらかじめ手を通しておき、犬の前足を持ってガイドをするように袖を通してあげるとよいでしょう。

②4本の足を入れる犬服の着せ方脱がせ方

犬の前足と後ろ足が入るレインコートや機能性ドッグウェアなどのタイプの犬服の脱ぎ着では、前足と後ろ足をどちらも通さないといけないところが難しいポイントになります。

犬はどちらかというと前足を触られることをより嫌がる傾向があるため、4本の足を入れるタイプの洋服では苦手な前足を優先して通してあげるようすることで、前足を触る時間が少なく服を着せてあげられるかと思います。

愛犬に洋服を着せる際に注意すること

犬の体に負担をかけない洋服の着せ方・脱がせ方を獣医師に聞いた いぬのきもち
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愛犬に洋服を着せる必要があるとき、犬の足が袖の部分などに引っかかりやすくなります。

このとき犬の足を無理に引っ張ってしまうと関節や爪などを痛めてしまうことが多いため、洋服に通そうとしている足がしっかりと袖を通り切っているかを常に気にしておくようにしましょう。

できれば長時間の犬服の着用は避けてあげるべき

また、洋服を着るのが好きなコであれば気にする必要はないかもしれませんが、基本的には犬は洋服が好きでないことが多いです。

また、洋服の中で被毛と皮膚が蒸れてしまうことで皮膚炎のリスクになることも考えられるため、犬に洋服を長時間着用させるのは避けた方がよいでしょう。

愛犬に洋服を着せる場合は、体に負担をかけないように配慮をしてあげてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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