犬と暮らす
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犬に「過去を思い出して苦しむことはあるの?」犬にある気持ち、ない気持ち
飼い主さんを亡くしたことを理解して悲しい気持ちになることはある?
飼い主さんを亡くしたことを理解しているかはわかりませんが、いつもそばにいてくれたのにいなくなってしまったことはわかるでしょう。仏壇の前から離れないというような話も。それが悲しんでの行動かは今のところ科学的根拠はないですが、「会いたいな」「寂しいな」などと悲しい気持ちになっているように思えてならないです。
体が不自由な犬は、ほかの犬との違いに切ない気持ちになることはある?
ほかの犬との違いは理解できると思いますが、違いを比較して切なくなるなど、マイナスの感情になることはないと思います。思ったように動けないなどのストレスからつらい気持ちになることはあるかもしれません。
保護犬は、保護される前の壮絶な過去を思い出して苦しむ気持ちになることはある?
犬は〝今〞を懸命に生きていて人ほど過去を引きずることはないといわれていますが、トラウマが残ることは事実です。ただ、トラウマが残ったとしても、現在が幸せな生活であれば、壮絶な過去を思い出すことは少ないのではないでしょうか。
参考/「いぬのきもち」2024年1月号『こんな気持ち犬にもある? ない?』
写真/犬丸美絵
文/いぬのきもち編集室
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