犬と暮らす
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「散歩後の足ふき」中に飼い主の膝の上でうとうとする犬 行動から読み取れる心理は?|獣医師解説
たくさん歩いて疲れてしまったこたろうくんは、足ふきの最中に飼い主さんの膝の上でいまにも寝てしまいそうな様子だったのだとか。
飼い主さんは、こたろうくんの愛らしい姿をおさめようと写真を撮りますが、こたろうくんは写真左側のようにカメラ目線ではなかったそう。
そこで「こーちゃん、いいお顔してー」と声をかけてみたところ、こたろうくんは写真右側のように少しだけ目を開き、カメラのほうを見てくれたといいます。
こたろうくんの姿を見てどう思った?
「最近のお散歩後の足ふきは、写真のように抱っこして膝の上でするのと、抱っこせずに足ふきするのと、ちょうど半々ぐらいです。抱っこしての足ふきも、こたろうくんとしては満更でもない様子で、たくさん歩いた日は写真のように膝の上ですやすや寝てしまいます。
あのときは、私の『いいお顔してー』に対して、『しょうがないなぁ』という感じでカメラ目線をくれたのかなと思っています(笑)」
【獣医師解説】散歩後の足ふき中にうとうとする犬の心理
この様子からはどのようなことが読み取れるのか、いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
「今回のこたろうくんは、散歩で体を動かしたあとに『飼い主さんに抱っこされている姿勢』が心地よかったのかもしれません。また、手先足先を触られることが苦手な犬もいますが、こたろうくんは好きなのかもしれませんね。
こたろうくんは足ふき中にうとうとしていましたが、穏やかで落ち着いているコや、音や気配などの刺激に敏感ではなく怖がりではないコ、飼い主さんを信頼しているコなどは、どんな状況でも寝られる傾向があるのではないかと思われます」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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