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自分から“ざぶーん”と入るほど好きなコも! お風呂が好きな犬、嫌いな犬に見られる傾向|獣医師解説
このときのきなこちゃんの様子について、飼い主さんは「『どうぞー♡』と声をかけると、短い“あんよ”を頑張って上げて、よいしょと浸かりました」と話しています。
また、4.6万件を超える「いいね」がつくなど、大きな反響がありました。
お風呂の気持ちよさを理解しているきなこちゃん
「きなちゃんは、浸かりながらシャワー&ハンドマッサージで首元や腰のあたりをマッサージされるのが大好きです。いつもとろ〜んと目を細めて、気持ちよさそうにしてくれています。毎日お疲れなのかも(笑)」
「自分から浸かりにいっちゃうなんて、冷えた体を芯までぬくぬく温まりたいのかなぁと。
最初は私がきなちゃんを抱っこしてお風呂に入れていたのですが、何年も前に自分から『よいしょ』と入るようになりました。お風呂は気持ちいいとわかってるみたいです」
「きなちゃんはよく『毛並みもツヤツヤできれいだ』と言われます! バスタイムで“女子度”も上がってるのかもしれません。バスタイムがきなちゃんにとって、癒しの時間になってくれていたら嬉しいです」
【獣医師解説】お風呂に入るのが好きな犬、嫌いな犬の傾向は?
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「今回のきなこちゃんの様子からは、お湯(水)や濡れることが嫌ではなく、お湯に浸かることを『楽しい』『気持ちいい』と感じている様子が伝わってきますね。
きなこちゃんのように“お風呂に入るのが好きな犬”というのは、小さいころからお湯に浸かるのに慣れているコや、お風呂に入る過程に苦手意識のないコに多いのではないかと思います。
反対に、“お風呂に入るのが嫌いな犬”というのは、体が濡れるのが好きではない(慣れていない)コ、拘束が好きではないコ、タオルドライやドライヤーに苦手意識があるコに多いのではないでしょうか」
犬がお湯に浸かることで得られるメリットは?
「犬がお湯に浸かることで得られるメリットとしては、次のようなものがあると考えられます。
・気分のリフレッシュになる
また、お風呂から出たあとは濡れた体をしっかり乾かしてあげるようにしましょう」
写真提供・取材協力/@kina0602さん/Instagram
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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