犬と暮らす
UP DATE
隠れてスイーツを食べる飼い主を見つけた柴犬!なぜバレてしまった!? 獣医師に聞いてみた

この日、家族が帰宅する前に「唯一残っていたスイーツをこっそり食べてしまおう」と、冷蔵庫をそーっと開けたという飼い主さん。白玉ちゃんの前で食べると「絶対に物欲しそうにじーっと見つめてくるであろう」と予測し、気づかれないようにキッチンで立ったまま食べようと準備を始めたのだとか。
しかし、白玉ちゃんはすぐに匂いを察知! 飼い主さんが食べ始めるやいなや、おしりをプリプリと左右に振りながら小走りでキッチンまでやって来ました。そのときの白玉ちゃんの表情はニッコリと満面の笑みで、まんまるの目がらんらんと輝いていたといいます。

「白玉は、スイーツを食べている私のことを期待に満ちた顔で見つめ、ニッコリしながらずっと見上げてました。白玉には食べさせられないものなので、そんな嬉しそうな顔で待たれても心苦しく……。
かつ、家族に秘密でこっそり食べてるスイーツであること、『太る』と言いながらがっつり食べてることで、トリプルの罪悪感を味わいました(笑)」
おいしいものに限って敏感に察知!?

実際には食べたことのないものに惹かれる白玉ちゃんの行動について、飼い主さんは「やっぱり女のコだから甘い匂いが好きなのかな?」と話しています。
【獣医師解説】隠れてスイーツを食べる飼い主さんの前に現れる犬の心理

いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生に聞きました。
「白玉ちゃんは、匂いのほかに音や気配などで『飼い主さんが隠れてスイーツを食べている』とわかったのではないでしょうか。過去の経験から、飼い主さんのところに行けば“おいしい経験”ができると学習しているのでしょう。
飼い主さんの様子を観察しているコや、過去においしいものをもらえた経験があるコは、白玉ちゃんのように敏感に察知しやすい傾向があるかもしれません」
写真提供・取材協力/@shibashiratamaさん/X(旧Twitter)
取材・文・構成/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年4月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE