愛犬が自分のウンチを食べてしまう「食フン」グセについて、悩んでいる飼い主さんは少なくありません。今回は、いぬのきもち読者がやっとたどり着いた犬の「食フン」問題の解決法を、ペットドッグトレーナーの藤本聖香先生の解説とともにご紹介します。
「ウンチの取り合いになる」問題の解決策
イラスト/コルシカ 「いぬのきもち」2026年2月号『吠え・噛み・食フン・怖がり……みんなはどうした? 愛犬の問題行動、うちはコレで解決しました!』
ウンチの取り合いになる愛犬に「おやつを遠い場所へ投げた」
「9才くらいまで食フンに悩んでいました。お尻から直接食べようとするほど執着し、そのたびにすさまじい攻防戦に。そこで、ウンチをしたときにおやつを遠くへ投げてみました。おやつを取りにダッシュしている間にウンチを片づけて、片づけられたら再度おやつを……。続けるうちにウンチが出ても食べず、おやつを催促するまでになりました」(埼玉県 Y.N.さん)
解決のポイントは「ターゲットを変えられたこと」
食フンの対応として、おやつでウンチから気をそらす方法がありますが、ウンチへの執着心が強いコは、おやつもウンチも両方ゲットしようとしがち。おやつを遠くへ投げたことでウンチから離れられ、完全に気をそらすことに成功したのでしょう。(藤本先生)
「ウンチを片づける前に食べてしまう」問題の解決策
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ウンチを片づける前に食べてしまう愛犬に「腸内環境を整えるサプリメントを与えた」
「1才くらいから、片づけていないウンチを食べるように。片づけたくても愛犬の排便のリズムが一定でないので難しく……。腸内環境を整えるサプリメントを与えたら、朝の散歩中に排便があり片づけられるように。なぜかウンチに興味すらもたなくなりました」(千葉県 K.M.さん)
解決のポイントは「排せつのリズムを定められたこと」
片づけられない原因がウンチのタイミングにあることに気づき、そこにはたらきかけたことがGOOD。腸内環境を整えるサプリメントを与えたことで排せつのリズムを一定にできたうえ、健康面においてもよかったといえるでしょう。(藤本先生)
「食フンする理由がわからない」問題の解決策
イラスト/コルシカ 「いぬのきもち」2026年2月号『吠え・噛み・食フン・怖がり……みんなはどうした? 愛犬の問題行動、うちはコレで解決しました!』
食フンする理由がわからない愛犬に「トイレトレーをケージの外に置いた」
「愛犬の食フンに悩みネット検索したら、何か『イヤな』原因があるとのこと。いろいろ試して食フンする場所を観察した結果、ケージ内に置いたトイレトレーからはみ出したときだけ食フンすることが判明。トイレトレーをケージの外に移動しただけで解決しました」(埼玉県 R.O.さん)
解決のポイントは「“愛犬流”の原因を突き止めたこと」
食フンの原因は、「栄養バランスの偏り」「寄生虫の感染」など多々ありますが、このコの場合はケージが汚れることがイヤだったのでしょう。観察するだけでなく、あれこれ試して分析すると愛犬ならではの原因を突き止めやすくなります。(藤本先生)
今回ご紹介した解決ポイントを参考に、愛犬に合った対応方法を見つけてみてくださいね。
お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2026年2月号『吠え・噛み・食フン・怖がり……みんなはどうした? 愛犬の問題行動、うちはコレで解決しました!』
イラスト/コルシカ
文/宮下早希
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