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犬がもっともかかりやすい病気!? ジメジメムシムシな初夏は「外耳炎」に要注意!

外耳炎はとくに犬がかかりやすい病気!

耳の病気は、犬の病気のなかでも発症が高いといわれています。そのなかでもとくに発症率が高いのが外耳炎です。外耳炎は細菌や寄生虫の感染、アレルギーなどが原因で発症することが多く、ほかのさまざまな耳の病気のきっかけにもなりやすいです。

6月~夏場はほかの病気を併発しやすい!?

外耳炎の悪化に気づかずに放置し、慢性化すると耳の奥まで炎症が広がってしまい「中耳炎」や「内耳炎」になってしまうこともあります。かゆみによって耳をかいたり、頭を振ったりすることで耳介に血液がたまり、ふくらんだ状態になる「耳血腫」を併発することも多いです。また、初夏は高温多湿の環境により犬の耳が蒸れやすかったり、犬の体にストレスがかかって免疫力が低下しがちに。その結果、細菌や寄生虫が増殖しやすくなり、「アレルギー性皮膚炎」や「アトピー」などを併発するケースも多くみられます。

定期的な耳のお手入れで病気を予防して!

耳の炎症はさまざまな原因で起こります。そのため、ふだんから耳に異常がないかチェックし、定期的にお手入れをすることが予防になります。
月に1~2回、イヤークリーナーやぬるま湯をつけたコットンで耳介部をやさしく拭き取りましょう。綿棒を使う飼い主さんも多いですが、耳の中を傷つけたり、汚れを耳の奥へ押し込んでしまって、かえってよくないこともあるので、使わないほうがよいでしょう。シャンプーや水遊びをした後に、耳の水気をしっかり拭き取ることも病気の予防につながります。

耳の病気は症状が軽いうちに治療を行えば治りやすいものもあります。とくにこの時期は、飼い主さんが愛犬の耳の状態をよく確認して、外耳炎を悪化させないようにしましょう!

耳のお手入れはこの記事も参考にしてくださいね

文/melanie
参考/「いぬのきもち」17年7月号『データで解析! 今月の予防したい犬の病気 耳の病気』(監修:フジタ動物病院院長 藤田桂一先生、フジタ動物病院獣医師 小暮啓介先生)
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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