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【動画あり】愛犬の腰痛・便秘・足の痛みに|愛犬のツボマッサージにトライ!
自分でもできる?ツボマッサージの効果は?
ツボマッサージとは?
「なんだか難しそう…」と感じる方も多いかもしれませんが、正確なツボの部分がわからなくても、その周囲を押すだけで一定の効果が見込めるのだそう。まずはチャレンジしてみましょう!
ツボを押すときの注意点とは?
愛犬の様子を見ながら最初は軽めにマッサージして、徐々に力を強めていきます。愛犬が気持ち良さそうにしていたら、力加減がちょうど良い証拠です。指で押しにくい場合や小型犬の場合は、綿棒を使って押しても良いでしょう。その際は、誤飲を防ぐため、愛犬の届かない場所に置くようにしてください。
※皮膚病や湿疹、腫瘍や傷、炎症など患部へのツボ押しはしないようにしましょう。
※チワワは成犬になっても、頭蓋骨のつなぎ目である「大泉門」が開いていることがあるので、頭頂部のツボ押しはしないでください。
症状に合ったマッサージをしてみよう!
便秘&下痢のマッサージ
【押すツボ】
・大腸兪(だいちょうゆ):骨盤と背骨が交差する少し上。背骨を挟んで左右2か所あります。
・小腸兪(しょうちょうゆ):大腸兪からさらにお尻側に下りて骨盤とぶつかった場所に、同じく左右2か所あります。
【押し方】
大腸兪→小腸兪の順に押しましょう。両手の親指で背骨を挟み、5秒ほどかけてゆっくり押します。それぞれ20~30回繰り返しましょう。
元気をつけたいときのマッサージ
【押すツボ】
・井穴(せいけつ):前足、後ろ足の爪の付け根。
【押し方】
親指と人差し指で爪の生え際を挟むように1~2秒つまみます。各指10~20回行いましょう。
胃腸のマッサージ
【押すツボ】
・足三里(あしさんり):後ろ足のひざの外側にある骨の出っ張りから、少し下がったあたりにあります。
【押し方】
親指を足三里のあたりに当て、5秒かけてゆっくり押します。20~30回ほどマッサージしてあげましょう。
足の痛みを和らげるためのマッサージ(ストレッチ)
【押すツボ】
・委中(いちゅう):両ひざの裏側にあります。
【押し方】
ひざの表側に向かうように指で押します。
【ストレッチの方法】
・前足、後ろ足のひざの曲げ伸ばしをする。
・足首をくるくると撫でるようにマッサージする。
・足の指を上下に4~5回動かす。
腰痛を和らげるためのマッサージ
【押すツボ】
・崑崙(こんろん):足首の後ろ側のくぼみ。
【押し方】
筋をつまむようにして親指と人差し指で指圧します。
首・肩のマッサージ
【押すツボ】
・風池(ふうち):耳の後ろ側にある、首筋付近の両くぼみ。
【押し方】
親指と人差し指で、20~30秒やさしく押します。5~10回を目安に行ってください。首や肩の緊張をほぐし、自律神経のバランスをととのえる効果も期待できます。
リラックス&コミュニケーションのためのマッサージ
お散歩前のマッサージ
【押すツボ】
・湧泉(ゆうせん):後ろ足の一番大きな肉球の下にあります。
【押し方】
足先に向かって、親指で押し上げるように押してあげましょう。6~10回が目安です。
お散歩後のマッサージ
【押すツボ】
・肩井(けんせい):肩甲骨の前側にある左右のくぼみ2か所。人でいう脇の下にあたります。
・搶風(そうふう):肩の関節のわき。肩井の外側の2か所です。
【押し方】
愛犬の後ろ側から、両手の人差し指を肩井に、親指を搶風に置き、肩もみをするように1~2分マッサージしてあげましょう。
1日の終わりにリンパマッサージを
リンパマッサージは軽く撫でるだけでもOK。愛犬も飼い主さんもリラックスしているときに行いましょう。なお、リンパ節が少しでも腫れている場合や、何か異変を感じた際には、獣医師に相談するようにしてください。
愛犬へのマッサージはコミュニケーションにもなります
「いぬのきもち」2017年2月号『愛犬にしてあげたいツボ・マッサージ』(監修:かまくらげんき動物病院院長 日本ペットマッサージ協会理事長 石野孝先生、かまくらげんき動物病院副院長 日本ペットマッサージ協会理事 相澤まな先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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