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留守番中のトイレの失敗を防ぐコツ|理想は「庭付き一戸建て」?!
留守番中も安心な理想のトイレって?
「留守番時間が長いと、トイレシーツ足りるかな?」
「留守番中の食フンを防げない!」
など、愛犬を留守番させる際、トイレのことが心配な飼い主さんも多いのではないでしょうか。
トイレトレーニング中の子犬や、まだそそうが直らない成犬なら、なおさら気になるところです。
そのような心配を払拭できるのが、通称「庭つき一戸建て」という環境設定。
それってどのようなトイレなのでしょうか?
ハウスとトイレを合体させた「庭つき一戸建て」
クレートと、ケージ(もしくは屋根つきサークル)を用意します。
クレートの扉をはずし、ケージ(屋根つきサークル)の入口に、結束バンドなどを使って合体させます。
ケージ(屋根つきサークル)の下に、ややはみ出すくらいトイレシーツを敷き詰め(はみ出した際に床が汚れるのを防ぐ)、その上にできるだけ大きめのトイレトレーを置きましょう。
留守番中に数回排泄をしそうな犬なら、トレーは大きめがオススメです!
加えて、たっぷり吸収できる、厚手のトイレシーツを使うのも手。
さらに、トイレシーツを破るイタズラをする犬には、メッシュつきのトレーを使いましょう。
留守番中、愛犬はハウスとトイレを行ったり来たりして過ごす仕組み。
トイレが囲われているので、失敗することがありません。
また、食フンは、トイレとベッドが、同じ空間ですぐ隣にある「サークル飼い」をしていると起こりやすくなります。
飼い主さんが帰宅するまでウンチがすぐそばにずっとあることから、犬が気になっていじっているうちに、たまたま口をつけたら「食べられるかも!?」と思ってしまい、食フンが始まるケースが多いからです。
庭つき一戸建てにすることで、寝場所とトイレが多少区切られることから、サークル飼いよりも食フンをしにくくなります。
ハウスに目隠し用の布をかければ完璧!
ウンチを踏むと、トイレも、愛犬の体も汚れてしまうので、その後のお掃除が大変です。
それを防ぐために、ハウスの上から目隠し用の布をかけて視界を遮ると、飼い主さんの姿が見えないので、たとえ気配に気づいても激しい興奮を抑えることができます。
※帰宅時、飼い主さんがしばらく声をかけないのも、興奮させない大事なコツですよ。
ケージ(屋根つきサークル)の上に、さらに1枚大きめのサークルや板を載せてから布をかけるのがポイント。
ケージと布の間に隙間をつくることで、犬が布を引き込んでイタズラするのを防げるからです。
なお、布は全面にかけなくても大丈夫。
犬から飼い主さんが見えやすい部分だけを遮ればOKです。
トイレの問題だけでなく、イタズラも防げて安全性も高い理想的な留守番環境の「庭つき一戸建て」、ぜひ参考にしてみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」18年5月号『ハイテク家電も取り入れて、より安心・快適に♪ 愛犬のためのNew留守番スタイル』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」 川原志津香先生)
文/犬山ソフトクリーム
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