大好きで信頼している飼い主さんが一緒にいれば、少々苦手なことが起こっても、愛犬は平気なはず。今回は、お手入れやトレーニング、雷などの愛犬の苦手なことでわかる、飼い主さんの愛され度チェック方法をご紹介します。
その1:苦手なお手入れをしようとしたときの反応は?
A:いつでも嫌がらずにお手入れさせてくれる
B:お手入れしようとしている部位を引っ込める
C:最初は我慢するが、長く続けていると歯を当ててくる
D:暴れるなど激しく抵抗したり、逃げようとしたりする
チェックポイント
お手入れを嫌がる犬は多くいますが、飼い主さんのことが大好きで信頼していれば、苦手だと思っていても身を任せてくれるでしょう。一方、飼い主さんに対する好感度が低いと、愛犬がお手入れを我慢できる時間は短くなる傾向があります。
その2:練習中の苦手な指示しつけをしたときの反応は?
A:飼い主さんの指示に従おうと一生懸命になる
B:オスワリやフセをするなど、できる動作をしてごまかす
C:従わない、あるいは無視をする
D:飼い主さんから目をそらしたり、しっぽが下がったり、逃げたりする
チェックポイント
飼い主さんへの好感度が高くなるほど、愛犬は「大好きな飼い主さんの期待に応えたい!」と思うようになります。飼い主さんのことが大好きな犬は、苦手な指示のトレーニングでも一生懸命取り組むでしょう。しかし、指示に応えられなかったときに嫌な思いをした経験がある場合は、その場から逃げてしまうこともあります。
その3:雷など怖いことが起こったとき反応は?
A:飼い主さんを見上げたり、そばに来ようとしたりする
B:呼びかけたら、きちんとそばに来る
C:呼びかけても、そばに寄って来ない
D:部屋の隅で怖そうに震えたり、吠えたりうなったりする
チェックポイント
飼い主さんの近くが愛犬にとって安心できる場所なら、雷や花火といった“怖いこと”が起こったときに、すぐに近づいてくるはずです。反対に、飼い主さんに対する信頼度が低い場合は、飼い主さんに頼らずひとりで我慢しようと、吠えたり震えたりする犬もいます。
ABCD、どれが一番多かったですか?
ここでは3つの「愛され度」チェック方法をご紹介しました。「A」が多かった人は愛犬から充分愛されている証拠。反対に「D」が多い場合は、普段の愛犬に対する接し方など、何か問題があるかもしれません。
愛犬との絆をより強くするためにも、今愛犬からどれほど愛されているのか、愛犬の気持ちを知ることはとても大切です。今回あまり良い結果が出なかった場合は、その原因を探り、今後の信頼関係づくりに役立ててみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2018年1月号『あなたはどのくらい愛犬から愛されている?<診断> もっともっと愛されるコツも紹介!』(監修:ヤマザキ学園大学 動物看護学部講師 動物臨床行動学研究室 獣医学博士 獣医師 茂木千恵先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。