共働きで犬を飼っている飼い主さんも少なくありません。そんな共働きの飼い主さんにとって心配なのは、愛犬の留守番ではないでしょうか。そこで今回は、愛犬の安心で安全な留守番に役立つハイテク家電や、今注目の犬の幼稚園やデイサービスなどを利用した「預ける留守番」についてご紹介します。
愛犬の留守番に役立つハイテク家電とは?
見守りカメラ
見守りカメラはさまざまなタイプがありますが、最近では、カメラが動いて広範囲に見られるタイプが主流になっています。このタイプだと、留守番時にフリーで過ごしている愛犬にも使用できるので安心ですね。
また、見守りカメラがあれば、急病や災害時などでも早期に対応しやすいというメリットがあります。何かと様子が気になるシニア犬などには特におすすめです。
外出先から操作できるエアコン
タイマー機能を使えば、暑くなる時間などに合わせて冷房を入れることもできますが、停電など不測の事態が起こった場合は、タイマーがリセットされてしまうことも。そんなとき、スマホを使って外出先から操作できるエアコンなら、再度設定できるので安心ですよ。
自動給餌器
長時間のお留守番になるときはもちろん、食が細い犬や一気食いをする犬には自動給餌器がおすすめです。最近では自動給餌器も進化し、スマホと連動して愛犬がゴハンを食べている姿を見られるものや、2食分以上セットできるものなど、さまざまな商品があります。
「預ける留守番」という選択肢も視野に入れてみる!
共働きでどうしても留守番時間が長くなってしまう場合は、犬の保育園や幼稚園、シニア犬のデイサービスなど、日中に愛犬を預かってくれる施設を利用するのも一つの手です。このような施設は全国各地にどんどん増えてきているので、家でずっと過ごさせるのではなく、「預ける留守番」も選択肢のひとつになってきたといえるでしょう。
犬の保育園・幼稚園・児童館
犬の保育園や幼稚園、児童館など名称はさまざまですが、シンプルに預かってくれるところもあれば、しつけのトレーニングをしてくれるなど、施設によって内容は異なります。預かりメインの施設でも、管理者のもとでほかの犬遊ばせたり、日中に散歩をしてもらえたりもするので、愛犬にとってもいい刺激となるでしょう。
とくにしつけや社会化トレーニングをがんばりたい子犬期にはおすすめですよ。
デイサービス
元気な犬から介護状態の犬まで対応してくれるデイサービス。こちらも犬の保育園と同様、預かり中心のところもあれば、お手入れなどのケアをしてくれる施設もあります。シニア犬になるといろいろと心配な点が増えてくることもあるので、専門的な施設の方が安心という人にはとくにおすすめです。
ただし、シニアになってから預けるのは、変化が大きくストレスになってしまうケースも。まずは施設のスタッフとよく相談してみましょう。
お留守番してくれた愛犬に感謝の気持ちを伝えて!
このように一昔前では考えられなかったようなハイテクグッズや施設の誕生により、共働きでも犬が飼いやすい時代になりました。今共働きをしている人はもちろん、これから共働きを始めたいけど、愛犬がいるから迷っているという人は、ぜひハイテク家電や「預ける留守番」について検討してみてはいかがでしょうか。
このように、さまざまな留守番スタイルが増えたとはいえ、犬にとって飼い主さんと一緒に過ごす時間は、何よりも大切な時間です。しっかりと留守番してくれている愛犬に感謝の気持ちを忘れず、一緒に過ごせる時間はたくさんスキンシップして愛情を伝えてあげましょう!
参考/「いぬのきもち」2018年5月号『ハイテク家電も取り入れて、より安心・より快適に♪愛犬のためのNew留守番スタイル』(監修:「Can!Do!Pet Dog School」 専任インストラクター 川原志津香先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。