犬と暮らす
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噛みグセのない犬にするための鉄板ワザ5
子犬期のあま噛みを「若いうちはしかたない」「犬だからしかたない」とほうっておくと、のちのちなんでも噛みつく犬になりやすいって知っていましたか?
そんな困ったワンコにさせないために、まずは噛んではいけないものは徹底的に噛ませない工夫を。
通常犬は、成長とともに噛みつき欲求が弱まっていきます。また、子犬期に噛んだことのないものは、将来噛もうとしなくなります。そのため、今のうちから“噛んではダメなものは噛ませない”よう、キッチリ対策することが大切なのです!
ワザ1 小物は見えない場所に片づける
もし噛まれたくない小物が扉つきの棚などに片づけられない場合は、犬が小物のある場所に行けないようゲートなど設けて対策してもOKです。
ワザ2 家具はアルミホイルでカバー
もし犬がアルミホイルを食べてしまうなら、市販のアクリル板や、ペット用保護シートなどでカバーするのも手。どちらもホームセンターなどで購入できます。
ワザ3 犬が嫌がる味をつける
そこを噛んだ犬は「これを噛んだら苦い味がした!」と覚え、徐々にその部分を噛まなくなっていきます。
なお苦みスプレーは、こまめにかけ直さないと苦みが薄れてしまうことがあるので注意を。また、吹きつけた箇所が変色する可能性もあるので、目立たないところで試してみてから使うようにしましょう。
ワザ4 人の手にも嫌な味をつける
まれに、自分の手をおもちゃ代わりに噛ませる飼い主さんがいますが、絶対にダメ!
将来、「手=噛んでいいもの」と覚えてしまいますよ!
人の手が嫌いになってしまい、なでられたりすることを嫌がるようになってしまうかもしれません。
ワザ5 おもちゃを存分に噛まて欲求を満たす!
そこで、カミカミ遊びに向いている犬用おもちゃを噛ませて、欲求を満たしましょう。
与えるおもちゃは、ガジガジと噛めるゴム系のおもちゃやウッドトイ、飼い主さんといっしょに遊べる引っ張りっこ用のおもちゃなどがおすすめです。
「ダメなものは噛ませない」、「噛んでいいものは積極的に噛ませる」。
この基本を守って、噛みグセのないイイコに育てましょう!
参考/初めて飼い主さんの「いぬのきもち」2016年1月号『ダメイイコ正しい伝え方』(監監修:Can!Do!Pet Dog School代表 西川文二先生)、
初めて飼い主さんの「いぬのきもち」2016年5月号『はじめてしつけコンプリートドリル vol.3』(監修:Can!Do!Pet Dog School代表 西川文二先生)
文/h.taco
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